栗拾いに行きたい。
という要望にこたえて、今日は栗拾いに出かけました。
野山を走り回った私にとっては栗拾いというと、野山に生えている栗の木をつっついたり、当時は所有者などという概念が薄いままに他人の栗林で拾ったりする程度の認識しかありませんでした。
栗拾いに行くだぁ?と眉唾ながら調べてみると、県内には栗拾いができる場所がいくつかありました。
ということで、朝から細い山道をクルマで走って栗園に到着。
栗拾いをする人なんているのか?と思っていながら既に駐車場には、その田舎道にはそぐわないほどたくさん乗用車が止まっていました。
受付をすませて栗の木の元へ。
木の上にはまだ青いイガ栗がなっているながら、一部の実は茶色く割れて栗の実の姿を覗かせていました。
注意深く足で押し広げると中には茶色く光る美しい実が隠されていました。
初めのうちは落ちている栗を手当たり次第に拾っていたのですが、目が慣れてからは今日落ちたばかりのまだ青さが残るイガから新鮮でキレイな栗を取りだしました。
転んで怪我をするとか、途中で飽きるかと思いきやチビは最初からトングとバケツを持って栗拾い。広げてあげたイガから大事そうに栗を拾い上げて楽しそうでした。
栗は2.2Kgで1300円でお買い上げ。
と。栗拾いは予想以上に楽しいイベントでした。
家では早速茹でて新鮮な甘みを感じ、栗ご飯で秋を感じ、渋皮煮で舌鼓を打ちました。
暑い一日でした。10年以上前に住んでいた家の近くで昼食。10年前によく行った本格中華屋は元気に営業中でした。