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-香港ぶらぶらガイド日記- (旧上海ぶらぶらガイド日記)

襄陽服飾礼品市場

2004-11-01 23:26:57 | シャンハイカンコウ
襄陽服飾礼品市場。
狭西南路駅から程近い淮海路沿いにあります。通称シャンヤンのニセモノ市場。通称通りブランド品のニセモノを扱った店が立ち並び、所狭しとバッグから時計から財布から並んでいます。呼び込みも激しく、市場の周辺を歩いていても「ロレックス・オメガ・ルイヴィトン・・・」と呼び込みの声がかかります。ホラ!写真でも呼び込みが・・・。もちろん服飾礼品市場の名前どおり、ブランドを意識していない服や中国雑貨も売っていますが、やはりメインはニセモノです。
休日は観光客も多く写真のような賑わいです。店の言い値は大体3~10倍程度でしょうか。交渉のコツとして1店目で思い切った値段を言ってみて、その言い値に対して値段を落としてきたら、購入価格はその程度を目標にすればいいですが、はっきりと品物を奥にしまわれてしまうような反応であれば、もう少し高めに言い値を設定して次の店でチャレンジすればぼったくられる比率が低くて済むと思います。
上海在住の方であれば購入する店を決めておくのもいいです。先方も日本人客を連れてくる常連を大事にしますので、交換もすぐ応じてくれますし、極端な値段を言わなくなるので交渉が楽になります。決めた店で行く度に前回購入値段より10元くらい低く「前はこの値段だった」と言い張れば徐々に最安値に近づきます。
面白いのが、店は自分の店のものを高く売るためにわざと出来の悪い“B級品”を用意して営業トークしてくることです。誰もがぼったくられることは悔しいので購入後に最安値情報を耳にすると「自分のはA級品でそっちとは少し違う」と言い張りますが、実際のところは仕入先は一緒だと言うウワサ。みんなで頑張れ最安値!
中国でこういう店が多く立ち並ぶと、いかに日本で「ブランド(マーク)」に頼って生活していたか分かります。特に服はそうです。ブランドマークがついたニセモノとブランドマークがついていない本物は見分けられる自信がありません。市場には完全なニセモノと本物の工場で作った横流し品があるとのこと。もっと本物を見分けられる目が欲しいものです。