寧波出張①

出張で寧波に来ました。
寧波と上海は湾の端と端に分かれており、車では杭州を回って4時間程度かかりますが、飛行機だとわずか30分のフライトで到着できます。(湾には近年橋が架かる予定です)
今回の目的は顧客訪問です。空港からタクシーで工業団地を転々としました。タクシーも工業地帯に入るとなかなか見つけるのが難しくなるので苦労します。
一通りの訪問が終了した後、宿泊先の寧海というところに移動しなければなりません。タクシーで1時間半程度かかる場所で、まず他の手段を考えてしまうところがローカル好きのSさんです。こっちも即合意。どのように行こうか相談すると長距離バスステーションがあるとの事なので、まずそこらを走っているドアの壊れた汚いマイクロバスをヒッチハイクの如く捕まえて3元(約42円)、途中でもう一台乗り継いで＋1.5元でバスステーションに到着しました。
写真は長距離バスステーションです。ちょっとした空港のようなチケット売り場と待合室がありました。尋ねてみれば寧海行き(10元)はもう終わっているとのこと。仕方がないのでまたヒッチハイクのようにバスを待っていると、乗り合いタクシーのおっちゃんが15元でどうだ？と尋ねてきたのでそれで手を打って無事ホテルに到着。普通のタクシーであれば170～180元近くかかるので大分節約できてラッキーした。しかし、長距離バスステーションというのが身近にあると言うことと、バス停もないのに行き先をフロントガラスに書いたバスがガンガン走っていて、しかも混んでいるのには驚きました。
寧海の夜は早く飲食店も8時には終わってしまい、街も人影がなくなってきます。スーツの上着を羽織るだけでは震えてくるような暗く寒く淋しい夜です。