今年は、異常な高温の日がとても長く続いた夏だった。7月25日に退院し自宅療養を開始したのだが、室温調節に困ったのであった。
自分の療養室に最新型のエアコンを設置したのだが、なかなか自分に快適な温度設定が出来ないまま夏が過ぎようとしている。
どんな風に具合が悪いのかというと、ある程度設定を下げるととても寒く感じるのであるが、さりとて少し設定温度を上げると暑く感じるのである。自分に調度良い温度設定が出来ないのである。
確かに高齢者である自分も、間違いなく若い人に比べると高い室温には鈍感なようである。
反面、低い温度には敏感なようで、少し設定を下げると寒く感じるのである。ちょど良いと感じる温度設定が極めて難しくなっているのである。
しばしば高齢者が、就寝中に熱中症で亡くなるという事故の話を耳にするのだが、小生にはそれが何故か実によく理解できるのである。(何故なら、高齢者は快適に過ごせる設定ができないためだろうと思うのである。それで、エアコンの使用を止めるためだろうと思っている。)
エアコンメーカも少し頭を切り替えて、一度高齢者専用の設定とはどうあるべきか真剣に研究してみたらいかがであろうか。・・・来年の新モデルとして「高齢者も快適に使えるエアコン」なるものが市場に出てくることを期待する。