本日は、定休日なのであるが、
金曜日急用のため、休刊となる見込み。
臨時発行をします。
「不良」を商売にしている作家がいる。
「嵐山 光三郎」である。
鬼気迫る探求心で、不良をしている。
しかし、男作家の悲しさ、「女不良の勧め」ではない。
時間は、十分に在るが、「男不良」となるには、
さらに、体力・知力・金力など相当の資質・資源が必要である。
それ故、資格なしと、あきらめた。
映画の受け売りで、「ふうてん・・・」を自称している。
風のまにまに、転がっていく、所定めぬ生き方かと、勘違いし「風転」かと思った。
書き易いので、この方が好きなのだが。
そこで、三省堂「大辞林 第二版」より、引用する。
「瘋癲」(ふうてん)と書くのだそうである。
(とても、すらすら書ける漢字ではない)
(1)精神状態が、異常であること。また、そういう人。瘋狂。
(2)定まった仕事を持たないで、ぶらぶらしている人。
昨日は俳句、今日は太極拳、明日はストレッチ、あさってはビデオ・・・、留まるところを知らないのである。
小生、(2)には、確実に該当する。
まさに、定まっていない。
遊びの大海原を、ただ、くらげの如く漂流しているのである。
「ふう・・・」改め「ふうてんのくらげ」とでも、自称すべきか・・・。
(1) については、身近に多数の心当たりがある。
ビデオ狂い、写真狂い、ダンス狂い、カラオケ狂い・・・、こちらもきりがない。
言い換えるならば、『ふうてん』のオンパレードである。
ただ、物足りないのは、不良性に欠ける「まじめふうてん」しか見当たらないことである。
小生は、家庭崩壊・離婚騒動の起きる心配はない、誠に幸福な生活をしている。
他人のことなど、知ったことではない。
たとえ家庭崩壊・離婚騒動などが起きようとも、も少し不良性を持てないものであろうか。
地獄の世間を生き抜く頼りとなる「不良ふうてん」が、
続々と誕生するように、けしかけてるが、いまだこれに同調する、おっちょこちょいは、現れない。
引き続き、率先して、不良マガイの見本を提示せんものと気張ってる。
まだまだ「不良もどき風転」を継続しなくてはならないのである。
くたびれるのである。