12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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陰と陽

2006年11月13日 06時29分00秒 | Weblog

太極思想とは如何なるものか、気になってはいるが、依然としてよく判らない。

“Gyao(ギャオ)”という、無料動画番組がある。
「ドキュメンタリー」というジャンルで、
「vol.4 カンフードラゴン」という番組に偶然出会った。

「武当山」と呼ばれる、神仙がかつて住んだという伝説のある、高山の頂に武術の道場が現在も存在している。

この道場で、各種の武術を研鑽している3人の十代の人を中心にしたドキュメンタリーを見た。

 13億人の内の数百人が、懸命に武術の奥義を極めようと真摯な研鑽に励んでいるのは、奇妙なような不思議な光景であった。

この一部分に、太極(対極)思想に簡単に触れていた。

陰と陽の原理は、全宇宙の基礎であり、「陰と陽がすべてなり」という。

中国の古典“易経”に由来し、道教思想の基礎になった考え方と説明していた。

現代の物理学では、陰電子と陽子とが原子を形成しているという。まさに、この考え方に、古来の中国では到達していたことになる。

道教は、現世利益を追求する宗教と聞いている。

不老長寿はもとより、「不老不死」を追求しているのだそうである。

不老不死のためには、「気(エネルギー)」を体内に高めることが大切なのである。

そして、気を高めるためには、「呼吸法」が大切であり、そのために、編み出されたのが、太極拳なのだそうである。

太極拳における陰と陽とは、一例をあげれば、次のようなことになる。

敵の攻撃(陽)に対しては、力(陽)で対抗するのではない、敵の力を逃がす(陰)のだそうである。 

陽には陰で応じ、陰と陽のバランスを大切にするという。
柔道の「柔よく剛を制す」の様な考え方であろう。

しかし、またまた、判らないことが増えた。

「気」とは、何かである、いかなるエネルギーを言うのであろうか。


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