12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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疲労

2010年02月20日 05時50分53秒 | Weblog

NHKためしてガッテンの受け売りである。

疲労は何としても嫌なものである、体操や風呂・温泉などそれぞれにその対策を行っているのだがそれらに本当の効果があるのだろうかということについてのレポートだった。

 HHV6というウイルスが疲労度を測る物差しとなる事が発見された。数年内にこれによる疲労度計測法が実用化されそうである。 このウイルスのことをヒューマンヘルペスウイルス6と呼ぶそうである。

全ての人が赤ちゃんの突発性発疹の原因となるこのウイルスに感染しており、ウイルスは生涯その人の脳や血液中で生息している。 ウイルスは生体内でなくては生存できないという宿命がある関係で、もしその宿主である生体に生命の危険が生じれば、ただちに健全な生体に移り住むべく行動をとるように造られている。

ところが人間が疲労するとウイルスは宿主に生命の危険性があると認識し、このウイルスが外部への出口である口中の唾液に集まるというのである。従って、唾液中のこのウイルスの量を計測すると疲労度が測れるということになる。

疲労に関する世紀の大発見がなされたのは、疲労原因物質FFと呼ばれる物質の発見だった。肉体疲労でも精神疲労でもFFは増加する、そしてFFが極端に増加すると過労死を生じることになる。

疲労を定量的に計測できるようになって、「疲労」と「疲労感」には大きなギャップが生じることがあることが分かった。実際には疲労していても、報酬や達成感によって、疲労感が少なくなる現象を専門用語で、「疲労感がマスクされる」という。

ドリンク剤や体操や風呂などで見かけの元気を取り戻しても、それらは単なる「疲労感がマスク」されたに過ぎず、疲労そのものは残っており、疲労感をマスクし続けて働き続ければ、疲労はたまる一方となるのである。

それゆえ「疲労」そのものを回復させなければ、本当の疲労回復とは言えないのである。 それではどうすることが疲労回復になるかが重要である。

疲労回復術の効果をFF測定によって検証され、体にたまった疲労を回復させるのに最も効果的なものは睡眠。体を休めることでFFの量は下がります。 うたた寝やまとめ寝にも疲労回復の効果があるという。

一に睡眠二に睡眠が、最も疲労回復に効果があるというのが結論である。 近い将来、現在の常識的な疲労回復法の有効性が明らかになることだろう。


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