往路で乗り継ぎに伴って発生した、いわゆる「手荷物遅れ」を今回生まれてはじめて経験した。それで、行きと帰りの手順の違いについて書いてみた。
添乗員のいない、T社の格安パッケージツアーに参加した。岡山↔台湾間は直行便がないので、上海経由便であった。何故か・どんな事情か判らなかったが、往復とも、上海では一度入出国をさせられた。
1.T社の人から岡山出発時、往路は上海で人間だけが入出国し、手荷物は預けたままにするようにと説明されそれに従った。
それで、上海に入国すると上海空港内に親父さん現地ガイドがいて乗り継ぎ便の案内だけをしてくれた。(添乗員を倹約したシステムであるが、中間地点の上海での迷子発生予防処置なのかもしれないと思った。)
結果として、上海で22に人中3人分の手荷物が積み残しとなった。(往路も岡山出発から始まり全ての便に遅れが生じた。上海空港では着陸待ちは当然で、入出国手続き時には大変な混雑状態だった。)
2. 帰路は、台北市内にある松山飛行場から乗った。首都の中にあるという立地条件で判断すると、羽田に相当する飛行場である。
上海からの到着便が3時間近く遅れたので、出発も同じだけ遅れた。出国手続きをしてラウンジで待つことしばしだった。(便数が少ないので、のんびりゆったり待つことができた。)
そして次に、上海浦東飛行場で入国手続きをし、乗り換えを案内する現地ガイドと合流し再出国した。上海→岡山は、空席がいくらかありゆったりと帰った。(この時は、台湾の現地ガイドから必ず手荷物を受け取ってから入国するように指示されたので、それに従った。)
台湾側のガイドは、上海での手荷物トラブルを避けるため、我々に手荷物を受け取って上海入国をさせたと考えられるのである。