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e-Taxで確定申告

2012年02月29日 04時05分57秒 | 節約・エコ

今年は確定申告をe-Taxですることにした。動機は単なる好奇心である。

 

当初面倒だから来年伸ばしにしようと思っていた。

が、25日に申告書原案が出来たので税務署に出掛け、相談した時点で単なる好奇心からe-Taxを採用してみることにした。

 

0.インターネットでざっと下調べをした。・・・厳密に記述することが主眼なのであろう、実に判りにくい!何とかならぬかと思いながら読んだ。この段階では自分でもできるという感触は得られなかった。

 

1.        税務署に出掛け、係の人から説明を受けた。パソコンの操作を中心に全体のポイントを判りやすく説明した小冊子を貰い、それを詳しく説明してもらった。・・・この段階で自分でも何とかなりそうという感触を得た。

 

  (これからe-Taxを始めようという人は、この小冊子を貰い説明を受けつるとが必須条件だと思う。インターネットの記述だけではものすごい回り道になるだろう。)

 

2.        その足で市役所に出掛け、「住民基本台帳カード+電子証明書」を作成した。住民基本台帳カード(料金千円である。なぜか玉野市は総務省の言う500円の2倍。)は有効期間10年で、電子証明書(500円)は有効期間3年である。

 

3.        ICカードリーダー/ライターをアマゾンへ発注、翌日には到着二千数百円。

(玉野市のカードは、接触式・非接触式双方のICカードリーダー/ライターで読み書きできる形式である。)

 

4.        あとは税務署で教わった手順で操作した。がそうは問屋がおろさなかった。あちこちでつまずき、手作業の4倍くらいの時間を要した。・・・基本的には手計算の時と同じような前準備が必要であり、当然入力操作が必要で、あとは計算のみがパソコンと言う役割分担である。

 

朝の9時から、ICカードリーダー/ライターのドライバーインストールから始まり、申告書の送信を完了したのが午後2時だった。延5時間(内1時間昼休み)も掛かったのである。(手計算だと、楽々1時間以内でできる。)

 

基本的な下準備は、手書きの場合と同じだけ必要である。それに加えて今回は機器のセットアップと自分を登録する作業が必要な上に、小生の不注意で入力間違いをした関係で3回やり直すくらい時間が掛かった。

 

慣れないと結構インプットや操作は判りにくい、その上原因は不明だが、確定申告書送信時にICカードによる認証がうまく出来ず送信ができないため何度もやり直すという無駄な時間が大きく発生した。

 

 

まさに古希である、来年の確定申告まで、これらの操作を覚えておけるかどうかは自信がない。来年うまく操作ができるかどうかという不安が残っている。

 

果たして小生のような年金収入を主とする単純な納税者にとって、自宅で全ての処理ができるという事以外に、どれほどのメリットがあるのだろうかと疑問に思っている。・・・正直くたびれた!

 

こんな複雑で面倒な作業が、国民に普及していくのだろうか?と疑問に思ったのである。

 

追記;
頭を冷やして考えると、このシステムは、誰のためのものなのだろうかと思い始めた。

 

*このシステムの開発と毎年の維持作業のどれほどの税金が投入されているのだろうか?

 

それに見合うだけの、税務署員の人員削減効果が出ているのだろうか?

 

費用対効果はどうなのか?・・・一度仕分けの洗礼を受けさせてみたいものである!


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