12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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自然環境体験公園

2011年05月26日 07時24分11秒 | Weblog

 

 

先日、知人からパンフレットを頂いていたこの公園にようやく出かけた。

正式名称「児島湖流域下水道浄化センター 自然環境体験公園」である。お役所仕事らしく仰々しくも不恰好な魅力の少ない名称である。

「自然環境体験公園」という呼称の狙いが、勘の悪い小生にはもう一つ理解出来なかった。たまたまなのか、いつもなのか分からないが、滞在した1時間ずっと小生一人が訪問者だった。庶民が求める公園とはなんだろうかと考えさせられた一日でもあった。

全体の設備の中心は下水処理施設であり、その西側にこの公園がおまけのように造られている。隣接する下水処理場からかすかな臭気が漂ってくるのはいかんともしがたい現象なのだろう。この公園はなんとなく落ち着かないのである、腰をすえて時を過ごそうという気になれないのである。

H20年8月1日にOPENしたという新し過ぎる雰囲気が、今ひとつしっくりしないというか落ち着かなさの要因なのであろうと思う。何年か経過して、木々が大きく成長すると、落ち着いた良い雰囲気になるのではないだろうかと思った。

細長い鰻の寝床のような公園の先端部分に「湖沼のゾーン」と呼ばれる湖沼や干潟を再現したエリアがある。この付近では野鳥のさえずりがよく聞こえた。設置されている野鳥観察小屋から神経質な野鳥を観察できるような配慮もある。

立派な設備であるが、この種の公的な設備の多くが直面しなくてはならない費用対効果のアンバランス問題をうまく乗りきれるのか危惧を感じながら帰途についた。

 


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