12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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小沢昭一さんの「俳句武者修行」

2013年02月01日 05時42分44秒 | 俳句

先日他界された小沢さんの十年前に発行された本を読んでみた。(七十過ぎの頃の著作)

 

「俳句武者修行」 小沢昭一著、2002年 朝日新聞社 である。

色々な句会に他流試合参加をし、その模様ををレポートしたもである。

 

1.「東京やなぎ句会」・・・ここが小沢氏の所属句会。

その自己紹介から引用すると;
永六輔さんなど気心のしれた仲間達と「・・・句会じゃ~ありません・・・」と和気あいあいの句会+宴会+雑談会を楽しんでいる。

 

武者修行先;

2.「狩」・・・主宰 鷹羽狩行

3.「藍生(あおい)」・・・ 主宰 黒田杏子

4.「鷹」・・・主宰 藤田湘子

5.「ホトトギス」・・・主宰 稲畑汀子

6.「余白句会」・・・主宰 ?

7.「月刊ヘップバーン」・・・主宰 黛まどか

8.「港」・・・主宰 大牧広

9.「銀化」・・・主宰 中原道夫

10.「朝」・・・主宰 岡本眸

11.「海程」・・・主宰 金子兜太

 

月一でこれらの句会に順々に参加し、句会の模様をレポートしている。

 

この本を読むことは、日本の俳句の幅を知る良い機会だと思う。

人の顔のごとく百人百様、句会毎に千差万別、それぞれのユニークな個性を知ることが出来た。

 

音楽に、ジャズあり、フラメンコあり、クラシックあり、邦楽あり、演歌ありなどのような幅の広さを楽しめた。

これからは、新聞の投句覧を一層楽しんで読むことが出来そうである。


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