Word で作成された文書を PDF に変換する際、フォントの種類が混在していたりすると、PDF 返還後の表示状態が不統一になります。
例えば 「MS 明朝」 と 「MS ゴシック」 のフォントが混在していた場合、PDF化すると 「MS 明朝」の部分は薄く 「MS ゴシック」の部分は濃く表示され読みづらくなります。
下記の手順により、一括してフォントを統一することができます。
■ Word文書のフォントを統一する・・・(Word 2010)
=例として文書中の「MS明朝」を「MSゴシック」に一括変更を行います=
Word文書を開き 「Ctrl + H」 を押す→ 「検索と置換」ダイアログが開く→ 「置換」タブ → <検索する文字列>にカーソルを置く → 「オプション」 → 「書式」 → 「フォント」
「検索する文字」ダイアログ → ▼から 「日本語用のフォント」に置換する前のフォントを選択 → 「OK」
「検索と置換」ダイアログ→ <置換後の文字列> にカーソルを置く → 「オプション」 → 「書式」 → 「フォント」
「置換後の文字」ダイアログ → ▼から「日本語用のフォント」に置換後のフォントを選択
『すべて置換』をクリック
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(クリックすると拡大されます)
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■ Excel ファイルのフォントを統一する・・・(Excel 2010)
(本来 Excel は数字を取り扱うソフトですが、Excel を文章入力用として利用する人も結構おられます。普段 Excel を多く使う方の場合、Word よりも Excel の方が慣れているからと言うことでしょう。)
Word と同様の手順で処理しますが、以下参考までに処理手順の画像のみを表示しておきます。