ブログ 〔情報リテラシー研究会〕

パソコン操作に関する記事

<118> Word のグリッド線を上手に使って文面の体裁を整える

2007年10月09日 | ◆Office

 


Word で文書を作成したとき、2ページ目に少しばかり文章がはみ出したりして何となく見っともない。そのような経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。1ページ内に収めてしまいたい場合は、次の方法で簡単に収めることが出来ます。

2ページ目にはみ出した文章を1ページ内に収める方法の一つは、『余白』部分を小さくする方法があります。今回は『余白』はそのままにして、<グリッド線>の設定変更により1ページ内に収める方法をご紹介します。


● 2ページ目にはみ出した文章を1ページ内に収める
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(少しばかり文章が2ページ目にはみ出している)



通常、入力した文字は<グリッド線>に沿って配列される。どんなに小さな文字を入力しても<グリッド線>に沿って入力され、【行間】だけが広がってしまい体裁が悪い。これは<グリッド線>の間隔が(1ページあたりの行数)で決められているためです。

<グリッド線>を無効にすることにより【行間】を詰めることが出来るので、これを利用して2ページ目にはみ出した文章を1ページ内に収めるようにします。


Word 文書を表示して「ページ設定」→「標準の文字数を使う」チェックを入れ→「OK」

(初期設定では「行数だけを指定する」にチェックが入っている。)


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(「標準の文字数を使う」にチェックを入れ直す)


これにより<グリッド線>が無効になり行間が詰まるので、1ページ内に収まる場合が多い。もし収まりきれない場合は『余白』で調整する。


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(2ページにはみ出していた文章が1ページないに収まった)


 


● 文章の1部分だけ<グリッド線>を無効にして体裁を整える


表題部分が長くなってしまい2行にまたがってしまった。
文字サイズが大きいため【行間】も広がってしまった。


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(表題部分の行間が広がってしまい見っともない)


表題部分の2行を範囲選択する→メニューバーの「書式」→「段落」→「インデントと行間隔」タブ→「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」チェックを外し→「OK」


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(範囲選択した部分の<グリッド線>が無効になる)


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(結果として、表題部分の「行間」が狭まり見やすくなった)


 



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1 コメント

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Unknown (隊長)
2007-10-17 21:35:50
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