Kazekaoru

退屈と付合うの結構大変です。
心に残ったことを、初夏の風のように書いていけたらと思っています。 

風薫る。

2012-05-01 20:33:01 | 絵画





風薫る五月、曇ったり晴れたりだが暖かい日になった。
連休に入って気温も高く、一昨日は夏日を超えた。
午後からは午前中の曇り空から、陽射しが降り注ぎ青空になった。
目覚ましが鳴り春雨の中窓を開けると、
しとしとと降るマイナスイオンの雨が、
のびのびとした気持ちにさせてくれた。
若葉に変わった梅の木の中で、鶯が晩春の朝を感じさせた。
藤の花も綺麗に咲、私の目を楽しませている。




躑躅の花も咲き揃い、
土曜日の子供の日には満開の躑躅の上で、
初夏の風に吹かれ鯉幟がゆっくりと泳いでいるだろう。
土曜日は晴れの予報、楽しみにしている。
半袖で出かけるが、涼しい風が素肌を撫ぜて行くだろう。
初夏の風の中で鯉幟が泳ぐ姿は、URLをクリック="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/75/b2f0572b18e31ad205ca1783fdc867f9.jpg" border="0"">。




東山魁夷画伯「緑樹の路」



今月下旬位の景色でしょう。
落葉樹の森に白樺、
長野県信濃地方でしょう。
初夏の涼しい風が
吹いているのがわかります。
画集の中でこんな絵を見ると、
信濃地方の少しヒンヤリとした風が、
伝わってくるようでした。
風薫る五月の陽光の下、
爽やかな涼しい風が凛とさせてくるようです。
眩しい陽射しで、目を細める姿が浮かびます。
画家が帽子を被り、写生する合間に見せる姿です。

ほっと一息させてくれるひと時でしょう。
いつか見た憧憬、画家の心象の風景です。

画家の心に静かに息づく、画家の心を誘う、心象の絵だ。
この絵は、1967年の作品です。










日記@BlogRanking ←押してね!










 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿