このところ雨の日が多いので、
夜空を見上げると明日も晴れるだろうか、
穏やかな日差しだろうかと思ってします。
今日のように気温が上がると、
夜の長さを感じてしまうが、
まだ夏の夕暮れを思い出してしまう。
薄っすらと夜が明ける頃に目が覚め、時計の針を見ると6時になろうとしていた。先月の今頃は、もうとっくに日が差している時間だ。今日のように澄み切った秋晴れの日は、煩わしさを忘れ夏のような雲に半そでで、街路を闊歩すると清々しい気分になった。
海から離れて、いくつ目かの信号待ちで海を振り返ると、二人の距離は変わっていくのかと思った。懐かしい夏の夕暮れを思い出すと、それは僕にとって魅力的な時間に代わり、その思い出は自分のものだと思った。