海人川人 やっさん(安田明彦)の釣って食って楽しんで

海釣り、川釣り問わずいろいろなジャンルの釣りを楽しみ、仕留めた魚をおいしく食べるためにさまざまな料理を作る

地下鉄内で

2009-06-13 08:14:10 | その他もろもろ
この間、梅田からの帰りのこと。

551の豚まんを買って、電車内では立って、座っている人間を観察。

左斜め前。

出入り口側に若い男。その横にミニスカートのキャピキャピのお姉ちゃん。

最初は、そのお姉ちゃんが気になっていた。

しかし…

やおら、デイバッグのポケットから、白い三角に折られた紙を取り出した若い男。

広げたり折ったり。

ヘェェェェェ~、折り紙するんや。と思っていた。

少し時間をあけ、またその男を見ると、手に何かを持っている。

お姉ちゃんは、真っ直ぐ座っていたのに、その男とは反対側に斜め45度ぐらい体が傾いている。

なんや。なんや。

こっちの目は、その2人に釘付けになった。

男は、人差し指と、中指で何かを挟み、その指の上で黒くて長い物がピコンピコンと動いている。

初めは、何が動いているのかわからなかった。

いや、折り紙と思っているから、仕掛けで動くようになってるんや。と思っていた。

男は、上から下から、斜めから、その物体をのぞいている。

お姉ちゃんは、エエエエエッ~というような顔。

そして、お姉ちゃんと目があった。

お互い


ソ レ ハ ナ ニ ? ? ? ?

というアイコンタクトがとれ、思わず二人してクスッと笑ってしまった。

意気投合?とはこのことやね。

それから、2人の目は、その男のすることに、神経がいった。

お姉ちゃんも、それを見ている、僕の方をしょっちゅう見ていた。

男は、その物体をしまい、また違う袋を。

ここでわかった。

トンボだったのだ。

生きたトンボをその白い三角の袋に入れることで、羽根が傷つかないし、生きているのだ。

次のトンボも、上から下から斜めから。

顔は、「コレ、ナンチュウ、トンボヤッタッケ」

という表情に変わる。

恐らくトンボオタク。

そのお姉ちゃん。自分の降りる駅に着いたのに、見入っていたからか、まわりをきょろきょろして、あわてて降りていった。

家に帰って、おいしい豚まん食って、今日のことをブログに書いてやろうと思っていたのに、ずいぶんとアップが遅くなってしまった。