海人川人 やっさん(安田明彦)の釣って食って楽しんで

海釣り、川釣り問わずいろいろなジャンルの釣りを楽しみ、仕留めた魚をおいしく食べるためにさまざまな料理を作る

キスの干物

2009-06-06 08:16:59 | 魚 料理
キスの干物を作ってみた。

ビッグフィッシングでおなじみの今井さんが、酒干しとか、風干しとか書いているやり方で。

酒干しとは、塩水に浸けるのを、酒に浸して、干すだけ。

難しいことも何ともないが、干物は、下処理の方が大変なのだ。

頭が付くと、目のまわりや、背骨と頭の付け根辺りに残った血などをきれいに取らなくては、くさみの原因になるし、腐敗しやすい。

格好は悪いが、頭を取れば、その手間がない。だから、今回は頭なしでやってみた。

残るは腹の部分の背骨の内側についた血合い。

包丁の先でこそげ取った。

塩で漬けたのと、酒で漬けたのと、両方作った。

酒で漬けるといっても、振りかけるだけらしい、のだが。

一晩干して完成。

コンロで炙った。

上が酒干し、下が塩の風干し。

見た目は、変わりないが、やはり風合いはかわる。どっちもグーなのだ。

塩焼きより、干した方が、キス独特のにおいが消えて、食べやすかったし、何より、日持ちするのが、我が家では二重丸だった。