26日(水)午後5時15分からは、知事と市長会、町村会との意見交換会にWebで出席しました。
阿部知事の挨拶で始まり、「まん延防止等重点措置」の適用に伴う長野県の取組方針について、まん延防止等重点措置における県有施設の対応について、新型コロナ「オミクロン株」と闘う県民共同宣言について説明を受け意見交換をしました。
「まん延防止等重点措置」で重視した点
県民の皆様の命と健康、暮らしと産業を守るため、陽性者及び濃厚接触者が極めて多数に及ぶ一方、重症化するケースが比較的少ないオミクロン株の特徴を踏まえた対策を実施します。
視点1:「対策を重点化」
① 一律の外出自粛でなく感染リスクが高い場所や行動の回避を要請
② 保健所、健康観察センターの体制強化と業務重点化
(入院・治療が必要な方を見逃さない。) など
視点2:「県民の総力で対応」
① 職場や学校、家庭も含めた幅広い県民に感染対策への協力を要請
(健康観察アプリ活用や保健所の調査への協力、在宅勤務やオンライン授業の推進など)
② 多くの医療機関の協力のもと、新規陽性者への初期評価を行うとともに自
宅療養者に対する電話診療等を実施
③ 社会機能を支える事業者等が濃厚接触者の待機期間等を判断 など
視点3:「基礎的社会機能の維持を重視」
① 生活・経済の安定確保に不可欠な事業者等に必要な業務継続を要請
② 子どもの居場所はできるだけ維持できるよう依頼
③ 高齢者施設等への検査費を補助 など
視点4:「ワクチンの追加接種を加速化」
① 2月を「ワクチン接種推進月間」に位置付け。2回目接種日から6か月経過した希望者への追加接種を推進
② 県の大規模接種会場を設置
③ ワクチン接種支援チームにより市町村を支援 など
視点5:「経済活動をできるだけ維持」
① 「信州の安心なお店」認証店の利用を推奨
② 県民家族宿泊割等の継続
③ 国の基本的対処方針を踏まえつつ、飲食店の事業継続に最大限配慮 など
当村は上記の長野県の取組方針を受けて、27日(木)朝礼終了後に前日に続き、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。
県の取組方針の中で「市町村を通じた広範できめ細かな事業者支援のための交付金の支給」や「資金繰りなどの経営相談等の実施」について対応すること、小・中学校等の教職員を対象の「接種券なしの接種」や保育士の早期接種の要請と「巡回接種支援チーム」による巡回接種の内容など、当村で対応すべきか調べるように指示を出しました。
小・中学校は、小規模校ですから感染防止対策を講じて今まで通り対面授業を行い、部活動は原則実施しないこと、保育園と児童館は、保護者に対し、家庭での保育が可能な場合は、登園・利用を控えるようにお願いすること、各公共施設は村内在住者に限って使用可能にすること、やまなみ荘は「信州の安心なお店」に登録されていますので、夜8時まで飲食を可能とし、宿泊は県内の方に限定することなども確認しました。
いくさか歩こう部、ヘルスアップ教室、元気塾は少人数ですので実施し、地域未来塾、スマホ教室など公民館主催の教室は中止にすることにしました。
今回も村民の皆さんに対して、感染防止対策の徹底をお願いするために、行政防災無線とICNで周知徹底をしました。
26日には生坂村内で4例目の新規陽性者が確認されましたが、差別や誹謗中傷ではなく、「思いやり」と「支え合い」の心で、「ご自身と大切なご家族の命」を守り、「多くの方の命と暮らし」を救うための行動にご協力をお願いいたします。