信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

新型コロナウイルス感染症対策本部会議&介護保険運営協議会&小立野上空からの風景

2022年01月26日 | 生坂村の会議

 26日(水)の朝は曇っていましたが、次第に晴れて穏やかな空が広がり、日差しに温もりを感じられました。

 朝礼終了後は、明日から長野県が初めてまん延防止等重点措置が適用されることになり、急遽新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催しました。

 まん延防止等重点措置が適用されますので、各公共施設は村内在住者に限って使用可能にし、小・中学校は、小規模校ですから感染防止対策を講じて今まで通り対面授業を行い、部活動は原則実施せず、保育園と児童館は、保護者に対し、家庭での対応が可能な場合は、登園・利用を控えるようにお願いすること、やまなみ荘は「信州の安心なお店」に登録されていますので、夜8時まで飲食を可能とし、宿泊は県内の方に限定すること、道の駅いくさかの郷は、感染防止対策を講じて、今まで通り営業することなどを決めました。

 いくさか歩こう部、ヘルスアップ教室、元気塾、スマホ教室、のびのびスクールなどは、実施するか中止にするか、再度担当部署で協議していただき、明朝の対策本部会議で決定することにし、その他も今日の長野県が決定する対策に則り対応することにしました。

 午前10時からの令和3年度 介護保険運営協議会は、私の挨拶の後、会長選出を行い、会長に民生児童委員協議会の大澤会長が選出され、続いて会長に協議事項の議事進行をお願いし、令和3年度介護保険等事業・介護保険会計報告としては、介護認定者数は133名、新規の介護認定者は前年度比10名減の21名でして、居宅利用者、地域密着利用者は減っており、施設利用者がかなり増えていて介護給付費が増額している状況の説明を受け、介護予防の効果、施設介護者の増加の他にデイサービスの新規の利用者が減っている原因と、必要なサービスが受けられているか、また、どんなサービスの要望があるかについては、介護予防事業の効果が出ていることと、施設利用者が増えていること以外にはなく、村民は必要なサービスを受けられていること、施設介護に移行する方が増えている原因については、高齢者生活福祉センターにいた方が、一人の生活が難しくなり施設介護に移行した方が重なったことと、徘徊や排泄の処理などの介護が難しくなり、施設やケアマネージャーなどとサービス調整して、なるべく生坂村で暮らして欲しいが、今回は難しいタイミングが多かったことなどの協議をしました。

 令和4年度介護保険等事業・介護保険会計(案)について、施設介護費等諸費の大幅増の当初予算(案)の内訳と、一般介護予防事業をしっかり実施していく介護保険等事業(案)の内容等の説明もしていただきました。

 次に、令和3年度地域包括支援センター事業報告について、介護予防・日常生活支援総合事業の介護予防・生活支援サービス事業(通所型サービス・訪問型サービス・短期集中型介護予防サービス等)、一般介護予防事業(元気塾・生坂おとこ塾)についてと、包括的支援事業として、総合相談支援事業、権利擁護事業、包括的・継続的ケアマネジメント支援事業、介護予防ケアマネジメント事業、認知症総合支援事業などの事業報告の説明を受け、色々なサービスがあるが、高齢者の見守りの方もいますから、何かあれば社協に言っていただきたいことについては、見守りの方からは、逐次包括の職員に報告があり、社協へはケアマネージャーなどに直接相談していること、権利擁護はゼロだったことについては、掘り起こしが足りないかもしれないので、ケアマネージャーと連携して、周知の方法を検討したいこと、認知症サポーター講座をもっと開催することについては、健康応援隊で各地区に出向いて行っているが、社協や健康推進員からご要望があればもっと開催したいことと広報をもっとしていきたいことなどを話し合いました。

 令和4年度生坂村地域包括支援センター事業計画(案)として、地域包括ケアの考え方に基づく、介護予防や在宅生活の継続支援として、保健事業と介護予防の一体的実施などと、社会参加の促進と地域活動の活性化、高齢者の人権尊重、村の実情にあった高齢者施策の展開などにより、地域包括ケアシステムの構築に向けての説明を受けました。

 社会福祉協議会からは、地域密着型認知症対応型通所介護「はるかぜ」の現況報告について、認知症対応型通所介護の概要、利用状況等、職員の資質向上などについて説明していただき、利用者減少に歯止めがかからず、経営に関して村と合同の検討会を設けて検討していることなどの説明を受けました。

 新しく委員になっていただいた介護者代表の方からは、今まで1年1ヶ月ほど利用していて、最初介護は心配であったが、通信欄があり色々と教えていただいたり、実際に聞くと分かりやすく、アドバイスをいただき有り難いこと、二人の高齢者を介護しているが、一人が年末年始に骨折して気付かず、訪問看護師に誘導されて診察を受け、それまで比較的穏やかに介護していたが、それが年末年始に一変して、介護ベッドなど準備や痛みは取るために手術をしたことなど、介護のことを人にばらまくことが良いと言われ、人に頼っていきたいので、はるかぜは今後も運営を続けていただきたいこと、利用できるものは利用したいとのことなどのお話をされました。 

 第8期介護保険計画の基本目標は「みんなが元気でにこにこ暮らせる村づくり」~健やかな心とからだを守っていきます~に向けて、住み慣れた生坂村で安心して住み続けられるために、高齢者生活福祉センターの活用、保健師、社会福祉士、ケアマネージャーとの連携等による「福祉の村づくり事業」を重点事業として進めてまいります。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、犀川の対岸から雲が多めの上空から小立野や下生野方面の風景を撮影しました。

小立野上空からの風景

 その他生坂村では、児童館でしょうぎ教室、いくさか歩こう部などが行われました。