信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

定例課長会議&第10回全国治水砂防協会砂防現地視察と討論会&草尾上空からの風景

2024年10月31日 | 生坂村の会議
 10月31日(木)は日差しが届き秋晴れの空で、朝晩は肌寒くても昼間は過ごしやすい陽気でした。

 午前9時からの定例課長会議では、私から11月の検討協議事項を示し、各部署からの日程調整を行った後、生坂村議会第4回定例会の招集、12月補正予算要求書、人事院勧告、令和7年賀詞交歓会及び表彰者、メンタルヘルス研修、会計年度任用職員の人事評価、役場のペレットストーブの運用、電話機更新工事、電気工事、ノーマイカーデー、ゼロカーボン推進プロジェクト会議(第8回)、脱炭素事業打合せ、脱炭素学習会、知恵の輪委員会、生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略についての村民アンケートの実施と策定作業、いくさか大好き隊員との面談、第2のふるさとづくりプロジェクト、松本山雅ヤマ部、松本山雅ホームタウンデー、

 出生0人、死亡1人、転入5人、転出1人、計3人増、マイナンバーカード休日交付・申請窓口の開設、やまなみ荘の各種プラン・予約状況、長野県部落解放研究集会、献血、こころの健康講演会、令和6年度村内地区要望現地調査、農泊推進事業 相模女子大学相生祭ブース出展、おじさま倶楽部新そばを味わう会、秋の大城・京ヶ倉トレッキングツアー、令和6年度商工感謝祭、道の駅いくさかの郷特産市、松本山雅ホームタウンデー、関係機関要望箇所現地調査、竹林整備講習会、高津屋森林公園今年度営業予定、定期監査の日程、例月出納検査の報告、祖父母参観、避難訓練、入所説明会、乳房イチョウの園外保育、小保連絡会、金戸山巡礼百体観音トレッキング、第49回文化祭、イクラン!!2024松本山雅FC、CoDoMoN運用予定などについて説明を受け検討協議をしました。

 午後0時40分に全国から市町村長が、長野県治水砂防協会からは5名の町村長が松本駅の集合場所に集まり、最初に岡谷市の平成18年7月豪雨災害と令和3年8月大雨災害の復旧現場へ行くバスの中で、災害の概要や復旧状況等の説明を受けながら岡谷市に向かいました。

 復旧現場では、平成18年7月豪雨災害時の諏訪建設事務所の担当者より、被災状況、被災経緯、災害関連緊急砂防事業・砂防激甚災害対策特別緊急事業・治山事業(林務部施工)等について説明を受けました。

 平成18年7月豪雨によって発生した小田井沢川の土石流は、死者7名、全壊家屋7戸を発生させるなど甚大な被害をもたらし、流域内には不安定土砂が依然として多量に堆積したままであり、保全対象である人家92戸、湊小学校、湊公民館、中央自動車道、主要地方道岡谷茅野線などが今後の土砂流出によって災害を被る危険性が極めて高い状況にありました。
 このため、土砂の流出を防止し、土石流から人命、財産を守るため、林務部と連携しながら山腹工、床固工、砂防堰堤、渓流保全工を整備されました。

 また、施設効果事例として、令和3年8月大雨時に小田井沢川4号砂防堰堤が、大雨により発生した土石流の土砂及び流木約1,800㎥(推定値)を捕捉し、下流地区への被害を未然に防止し効果を発揮しました。

 次に諏訪大社上社本宮に寄り宮司さんから説明をしていただき祈祷をしてもらいました。



 諏訪大社上社本宮は社殿の四隅に御柱と呼ぶ大木が建ち幣拝殿や左右片拝殿が横に並び、本殿を欠く等社殿の配置にも独特の形を備えています。中でも本宮は諏訪造りの代表的なもので、建造物も四社の中で一番多く残っています。また神体山を拝するという大きな特徴を持ち、祭祀研究の上からも注目されております。

 境内のほぼ真中に東宝殿、西宝殿と言う二棟の茅葺の建物があります。本宮で最も大切な御社殿で、寅年と申年毎に交互に建替がなされ遷座祭が行われます。軒からはどんなに干天の日でも最低三粒は水滴が落ちるといわれ、七不思議の一つに挙げられ、諏訪大神が水の守護神として広く崇敬される根元にもなっております。


 次に、茅野市宮川高部における災害復旧現場に行き説明をしていただきました。
 令和3年9月5日15時から24時までの大雨は、総雨量159mm、最大時間雨量63mmの雨を降らせ、19時40分頃に土石流が発生しました。

 完成した「改良復旧事業」の護岸工L=約630mは、被害箇所に接続した脆弱な残存施設を一体的に改築した区間とのことで、砂防堰堤工H=7.0m、砂防堰堤嵩上工H=13.0mも完了し、現在は、砂防堰堤嵩上工H=10.0m、流末処理工L=38.4mの実施状況などの説明もしてもらいました。


 公共土木施設災害復旧事業の申請箇所①として、復旧延長L=約1,300m、堆積土除去工L=約800m、V=約11,000㎡、護岸工L=約1,200m、A=約3,000㎡と、申請箇所②として、復旧延長L=約130m、護岸工L=約130mなどの説明を受けました。


 視察後は宿泊先のホテルで、全国から22名の市町村長と国土交通省、砂防部、長野県、茅野市、岡谷市、全国治水砂防協会等の関係者で討論会を行いました。

 大野理事長から開会の挨拶をいただき、国交省草野砂防部長、長野県関副知事から、それぞれのお立場よりご挨拶をいただきました。


 話題提供として、茅野市 今井市長より「令和3年9月5日発生 茅野市宮川下馬沢川土石流災害における対応について」」と題して説明していただきました。

 長野県茅野市宮川高部地区、最大時間雨量63mm、総雨量159mm、9月5日10時16分大雨注意報発表、18時34分大雨警報(土砂災害)発表(警戒レベル3相当)、19時41分土砂災害警戒情報発表(警戒レベル4相当〕、下馬沢川の閉塞及び周辺の土砂等堆積状況、土砂撤去状況、高部区防災マップ、砂防堰堤の整備などの説明をしていただきました。

 続いて岡谷市 早出市長より「岡谷市が経験した災害について 平成18年7月豪雨災害、令和3年8月大雨災害」と題して説明していただきました。

 岡谷市の概況、平成18年7月豪雨災害~岡谷市の被災状況~降水量の状況(釜口水門)、主な土石流等災害発生箇所、人的被害の状況、住家等の被害状況、施設等の被害状況、釜口水門の状況、湊3丁目久保寺南(死者7名)、川岸東2丁目橋原志平(死者1名)、令和3年8月大雨災害~岡谷市の被災状況~災害関連緊急砂防事業県工事、砂防堰堤の効果、平成18年7月豪雨災害及び令和3年8月大雨災害に伴う土石流災害の状況と対応について、避難所生活の向上などの説明をしていただきました。

 長野県建設部参事兼砂防課長 吉村課長から「長野県の砂防―最近の話題・取り組みーと題して説明していただきました。

 長野県土砂災害対策の3本柱、年次別長野県土砂災害発生件数(平成6年~)、土砂災害の発生状況、令和5年12月に発生した黒豆沢(白馬村)の土砂災害について、土砂災害発生時の砂防施設効果事例、施設を地元をつなぐ取組、長野県の取組(ソフト対策)、土砂災害警戒区域等の指定状況、地域の防災力を高めるための取組、赤牛先生の防災学習、災害伝承カード、令和元年東日本台風に関するアンケートの実施概要・結果、調査結果分析~避難した人の傾向、これからの取組、下諏訪町の取組の紹介、災害に対する心構え「自助」「共助」「公助」などの説明をしていただきました。

 総合討論では、全国治水砂防協会 城ヶ崎技術顧問が座長なり進行し、砂防堰堤の建設について、地元住民の意識、自主避難、砂防堰堤の効果で被害状況、地元住民は安心している、避難指示、事前防災について、

 災害発生後の対応が優先、能登半島に予算集中、地元の理解と協力、完成後の住民意識、100%安全ではなく避難、特別警戒区域 施設完成後の解除、除石、上の方は掘らなくて良く、人家の近くは掘らなければならない、機能を元に戻す、単費でなく災害復旧費で掘れる、砂防堰堤、治山堰堤、建設する理由、維持管理、調整協議、県の建設部と林務部で横断的に協議、


 流域治水、治山と連携して流木対策、治山は森林法 山を崩れない様に、流路工、一級河川の災害復旧、河川として護岸復旧、一級河川・普通河川・砂防河川の指定、1級水系、上流域は都道府県管理など、多岐に渡り意見交換をしました。


 本日の現地視察と討論会は、長野県茅野市と岡谷市に甚大な被害をもたらしたそれぞれの豪雨災害に関しての被災状況、復旧・復興状況等を視察し、詳細に説明していただきましたが、防災・減災対策において、ハード事業で減災効果が見込める対策や日頃のソフト対策の重要性を改めて感じました。


草尾上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が深く立ち込めていた草尾上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、ヘルスアップ教室、広域連合職員共同研修、農業委員会、ハロウィンなどが行われました。






生坂農業未来創りプロジェクト会議&長野県町村会政務調査会第3回建設部会&草尾上野ぶどう畑上空からの風景

2024年10月30日 | 生坂村の会議
 10月30日(水)は天気が回復傾向で朝晩は寒かったのですが、昼間は過ごしやすくなりました。

 午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に私から、先日の視察研修にはお忙しい中ご参加をいただきありがとうございました。我々と同じ中山間地域で農業条件不利地域の先進的な事例を研修させていただきました。初日は生まれ育った地域の農地を守るために、行政とタックを組み、農地中間管理機構により農地を借り受け、にんにく、さつまいも、かぼちゃを約30町歩も栽培し、黒にんにく、干しいも、かぼちゃパウダーに加工し販売している6次産業化の取組を視察しました。

 二日目は、直進アシスト機能付きトラクタ、無線遠隔草刈機、IoT栽培ナビゲーションシステム、水田センサなどにより、スマート農業を導入にして省力化を図り、水田を約40町歩も耕作していまして、地域の農地を守るには中心的なリーダーの必要性を感じた次第です。今後も今回の視察も参考にしながら生坂農業の将来をしっかり協議をしていきたいと思います。

 道の駅いくさかの郷は、8日のマツコの知らない世界で灰焼きおやきが全国放送をされ、その反響で直売所もかあさん家も多くのお客様で賑わい、10月も記録的な売上になり感謝申し上げるところであり、今後も皆さんで道の駅いくさかの郷を盛り上げていきたいと思いますなどの挨拶をさせていただきました。

協議事項
・道の駅いくさかの郷について
直売所
 7月の収支は歳入が9,270,583円、歳出が8,362,181円で908,402円の黒字でした。これは、光熱費が増えていて、新紙幣のレジの更新やぶどうの消耗品費の包材関係が増えているが、昨年度より収支が良くなっていると説明がありました。

 9月は昨年度比125%の40,702,554円で、一昨年のぶどう部屋開設時の約2倍になり、客数111%の12,820人になり、わざわざ足を運んでいただく方もいて、一日700人を超えた日もあり良い傾向であった。
 10月は前年度より増えていて、今年度の客数1万人を超え、宅急便の9月~10月は2,218件で前年度対比674件の増になり、人員的に対応のマックスに近づいていて、今後大きく売上を伸ばすことは難しく、ぶどう部屋の前対比228%で、現時点では総売上9,000万円超えになり、今年度は1億1,000万円になると予想でき、生産者組合の皆さんに農産物や加工品を 多く出荷していただいた結果である。
 生産者組合の出荷点数は141%で、売上は令和3年度3,900万円から8,100万円になるなど、飛躍的に数字が上がってきている。12月30日と1月5日は、直売所だけ営業して、かあさん家は休みであります。

かあさん家
 9月の売り上げは、食堂1,952,478円、来客数が2,153名、おやき販売2, 020,330円、来客者数1,934名、直売所2,610,670円で合計が6,583,478円で、昨年度と比較して66,478円の増となった。
 全体的に、食堂は上半期が前年を上回り、4月から9月までの33,290,488円で好調に推移し、10月29日で780万円となり、マツコ効果売上も伸び、昨年の6月3日、9月18日の全国放送より影響が大きく、福岡や大分の遠方からお越しいただいているが、地元の皆さんに買っていただけなくて心苦しいところです。

・農山漁村振興交付金(農泊推進対策)について
ハンガリーフェスティバル2024出店 10月26日(土)
大城・京ヶ倉 秋のトレッキングツアー 11月9日(土) 定員30名に達している。
 野沢菜収穫体験ツアー 12月7日(土)~8日(日)、講師はおじさま倶楽部
主な意見と質問、その回答の内容は、
野沢菜体験ツアーの定員について質問名あり、今後おじさま倶楽部と詰めるが、やまなみ荘の部屋数により決めることになると思う。

・農山漁村振興交付金(最適土地利用総合対策)について
・地域ぐるみの話し合いの状況について、4月9日(火)から10月28日(月)まで37カ所で行った地区の内容について、また、地域計画で新たにまとまった地区の雲根・草尾・小立野区(平・河川敷・清水)における農業の現状と課題と将来のあり方について説明を行いました。

・下生坂雲根地区実証事業については、遊休農地再生の実証に取り組むため、地域住民とともに草刈り、排水対策などを行い、農地中間管理事業を活用し、担い手に集約するために取り組みます。
 主な意見と質問、その回答の内容は、
雲根の実証事業は雲根の創造の森と関係あるかと質問があり、土地は近くであるが関係の事業ではなく、地元から耕作道路が狭いという話があり、将来的に畑地として使えるように、実証予定箇所に決めて実施するもので、草刈りの参集範囲は雲根の住民や農業委員、大好き隊員を見込み、土地の所有者全員に許可をいただいている。
 草刈り等をして畑にして、担い手が見つかることは良いが今の段階では無償で借りているのか質問があり、是非活用していただきたいが、あくまでも実証事業でして有償での貸し借りはない。
実証実験で遊休農地化を防ぐために他の所ではできないか質問があり、現状ではマンパワーがなく雲根地区でしっかり取り組んでいき、今の事業は最大5年間で、余裕があれば他の地域でも事業化したいが、この事業は5年間の最適土地利用総合対策で、ソフト事業1,000万円で視察や消耗品などに活用していると回答しました。

 生坂支所関連のスケジュール 11月2日(土)明科・生坂支所JAまつり 8日(金)川手地区ライスセンター閉所式、11月14日(木)農業用廃プラ回収・廃棄農薬・空容器回収、20日(水)赤米対策指導会、21日(木)女性部・くらしの専門委員会合同「スポーツボイストレーニング体験」及び「エークック鍋試食会」30日(土)第3四半期決算棚卸、ぶどう部会川手支部は、11月中旬に役員会、12月中旬に実績検討会などのスケジュールを説明されました。

 草尾ぶどう集荷場は、10月17日迄延長し、4k箱で1万ケースの大台を超し、シャインマスカットと巨峰が7~8割で、シャインマスカットは価格横ばい傾向で、巨峰は引き合いが強いが高温障害になり、価格はほぼ横ばいであった。
灰焼きおやきの製造を増やしていくことは、人間も灰も下手ってしまうので、年齢が20代から85歳まで皆さんが、食の伝統を守っていて、余裕があると冷凍でストックしておくが、今は冷凍無くなってしまいますなどと話し合いました。

午後2時からは、長野県町村会政務調査会第3回建設部会が長野県自治会館で行われました。

 中村建設部会長が、政務調査部会では、町村の抱える諸課題について調査研究を行っておりますが、国も県も財政状況が極めて厳しいことを踏まえ、県にとっても町村にとっても、双方に有益な真に必要な提案・ 政策提言とするための検討を重ねてまいりました。
 本日申し上げる提案・要望事項につきましては、去る 10 月 15 日 に開催しました長野県町村会第 39回定期総会において、58 町村長の総意として決定した事項でありますので、県におかれては、格段のご配慮、ご協力をお願いいたしますなどと挨拶をされました。

 建設部会の県への要望は、「災害に備えた公共事業の推進」「道路等交通網の整備促進及びインフラ老朽化対策の充実」「河川の整備促進」「砂防施設の整備促進」「住宅等の耐震化の促進」「空き家対策に対する総合的な支援策の充実」「冬期交通の確保」「地籍調査事業の推進」「水道施設整備の推進」であり、新田建設部長から、災害に強い県土づくりのために町村と県がしっかり連携して取り組んでまいりたいなどと挨拶をされ、各課長・次長各位からそれぞれ詳しくご回答を頂戴しました。


 委員各位からは、河川整備の促進、河川愛護団体の高齢化、単費での対応、県の維持工事は緊急浚渫事業債等で対応、解決方法を地域の皆さんと話し合って見い出したいこと、県道の通学路の整備促進、法面の樹木伐採等の維持管理、集中的に整備、リニア中央新幹線の波及効果を地域にもたらすための情報交換、意思の疎通、木曽川右岸道路の整備促進、国道19号雨量規制区間の解除、抜本的な解除方法、下水道の件では町村の処理場の維持補修、広域化・共同化の取組、災害時対応、町村と県の連携、


 迂回路等の確保、緊急輸送道路、道路の整備と耐震化、温暖化による舗装修繕の今後の補正、中部横断道の早期着工、小海町県道川上佐久線の早期着工、河川整備を重点的に実施、河床低下、予算の確保、資材費の高騰、現場の視察と調査、維持管理、災害リスク、登坂車線の整備促進、防犯カメラの設置、赤色灯の設置、側溝、ガッター形式、砂防堰堤の小水力発電兼ねた生活用水の確保など多岐に渡り意見交換をしました。

 私は、前建設部会長として、新田部長はじめ建設部の皆さんにお世話になっていることに御礼を申し上げ、今までそれぞれの町村から多くの要望が出されましたが、その対応には予算確保が重要であり、道路、河川、砂防の中央要望をしなければなりませんし、道路の整備関係等は、国がBbyCを考慮して整備をしていますが、命をつなぐ道など重要路線はありますので、BbyCでなく県から必要性を加味した道路整備を進めるなどの発信をしていただきたいなどと意見を申し上げました。


 その他として、人口戦略(仮称)骨子案、地域発 元気づくり支援金の見直し、松本食肉施設整備支援の枠組みづくりに向けて、本県における中学校部活動の地域クラブ活動への移行について説明を受け質疑応答をしました。

 出席された町村の皆さんから様々な意見と要望をいただき、県建設部の新田部長と担当課長・次長からご回答をいただき、活発な意見交換ができましたことに、町村長と建設部の皆さん、事務局の皆さんに感謝申し上げます。


草尾上野ぶどう畑上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が立ち込めていた中、朝日が届き始めた草尾上野ぶどう畑上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、特定事業主行動計画に関する視察、例月出納検査、広域連合職員共同研修などが行われました。


知恵の輪委員会&地区要望箇所現地調査&宇留賀上空からの風景

2024年10月29日 | 生坂村の取組
 10月29日(火)はスッキリしない空で夕方には降り始め、昼間も気温が上がらずヒンヤリでした。
 午前10時30分からの知恵の輪委員会は私の挨拶で始まり、生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略策定のための村民アンケートについて協議しました。当アンケートは策定のためと各部署から村民の皆さんに伺いたい設問を2~3問お願いして、高校生以上の村民全員に郵送で送ることになりました。

 常会長にはアンケート回収のお願い文をお送りして、回収率70%位を目指したいと考えておりますので、村民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。
宇留賀上空からの風景


 次に、地域発 元気づくり支援金の進捗と今後の見通しについては、「県と市町村との協議の場」においてワーキンググループを設置し検討しているとのことで、激変緩和措置として2年間(R7年度~R8年度)の経過措置期間を設け、経過措置期間中は、現行基準でも予算の範囲内で採択を行い、市町村においては、独自事業における対応も経過措置期間中にご検討をお願いしたいとの説明を受け、今後のワーキンググループの検討内容を注視していくことにしました。

 午後2時からは、令和6年度の宇留賀区及び古坂区の要望箇所現地調査を行いました。今年度は私の日程調整が難しく、急遽宇留賀区と古坂区に現地調査をお願いしました。


 令和元年度から各区の要望個所を把握して、調査内容を検証し、来年度当初予算に計上するためと、来年度早々から工事が実施できるように秋に実施しています。
 今年度の1日目は宇留賀区と古坂区の要望箇所の現地調査を実施しました。各区長と副区長や地元の皆さんから説明を受け、字引議員、島議員に同行頂いて、私と副村長、振興課長、建設係長、産業係長、地区担当職員と一緒に要望箇所の調査を行いました。


宇留賀区
要望内容
➀寺沢から出る道路に横断歩道の新設
②才光寺橋手前のカーブの安全対策
③金熊川の堆積土の撤去
④寺沢地区で猪に荒らされた箇所の原形復旧



⑤才光寺金熊川からの用水取水口付近の堰堤施設の修繕及び土砂撤去
⑥宇留賀2集会所下の排水路修繕
⑦宇留賀2集会所下の危険木伐採
⑧宇留賀橋上農道舗装面の亀裂



⑨南会揚水ポンプ漏水修繕
⑩南会揚水取水口に擁壁設置
⑪石井さん宅前舗装面の修繕
⑫牛越豊さん入り口舗装面の修繕及び里道舗装



⑬宇留賀公民館道路落石対応
⑭宇留賀公民館道路入り口沢の立木の伐採
⑮県道大町麻績インター千曲線山崎良三さん宅前支障木伐採及び県道に張り出た枝の伐採
⑯南会排水路破損箇所修繕





古坂区
➀上ノ平公民館上の村道沿いに集水桝の設置
②上ノ平村道側溝の土砂撤去
③上ノ平村道沿い立木の伐採


④上手お宮入り口法留及びコンクリート舗装
⑤野沢忠一さん宅横の排水路への土砂崩壊対策及び排水路の添着物除去


 以上については、本日調査した内容により、緊急性、危険性、必要性、公定性を考慮して協議して実施内容について決めていきます。また、松本建設事務所及び犀川砂防事務所等で対応できる個所については要望していきます。 


△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雲に覆われ朝日が雲に隠れていた宇留賀上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園でやきいも会、小学校で1年三校交流遠足、子育て支援センターで焼きいも会、乳幼児健診、いどばたキャラバンin宇留賀などが行われました。


松本地域振興局林務課関係現地調査&生坂ダム湖の風景

2024年10月28日 | 生坂村の取組
 10月28日(月)の午前中は雨が降り、午後は天気が回復し日差しが届き、過ごしやすい体感でした。
 私は、午前11時から長野県林業コンサルタント協会理事会に出席し、第1号議案 都道府県森林土木コンサルタント連絡協議会の加入について協議し、加入について承認しました。

 次に報告事項として、令和6年度受託事業実施状況、森林環境譲与税・緊急自然災害防止対策事業債を活用した新たな業務の提案、若手職員研修の実施状況、令和7年度森と人いきいき助成事業の募集について説明を受け協議をして了承しました。

 午後1時30分からは穂高広域施設組合理事者会に出席し、議会提出議案について協議し、原案通り提出ことにし、あづみ野ランド大規模改修工事の進捗状況と松本糸魚川連絡道路の整備に伴う「し尿処理施設」の移設計画などについて説明を受け協議しました。

 午後4時からの議会定例会は、副議長の選挙は慣例により、松枝議長が松川村大和田議長を当組合の副議長に指名し、報告第1号 専決処分の承認を求めることについて「令和5年度穂高広域施設組合一般会計補正予算(専決第1号)」、議案第6号 穂高広域施設組合管理条例の一部を改正する条例、議案第7号 令和5年度穗高広域施設組合一般会計歳入歳出決算の認定につい提出し原案通り採択いただきました。

 午後3時から松本地域振興局林務課の丸山課長、斉藤課長補佐、担当者に来ていただき、村内の林務事業関係の各区から要望を頂いた個所の現地調査を行いました。

 県道下生野明科線横手の土留め矢板上部に山腹工を要望している箇所の現地調査を行いました。この箇所は松本建設事務所と協議して、矢板土留めの撤去工事を行い、その後に崩落が懸念される対策工事を行う様に検討していくとの事でした。


 下生野南側霊園下の排水路が老朽化による破損個所の水路修繕を要望している箇所の現地調査を行いました。この箇所は、谷止工上部及び下部の沢の状況の調査を行い検討していくとの事でした。



 上生坂区内の小舟地区上ノ平に通じる農道の東側に谷止工設置を要望している箇所の現地調査を行いました。この箇所は保安林の指定後に公共事業で谷止工を設置する様に進めているとの事でした。


 上生坂区内の県道上生坂信濃松川停留所線の生坂ダムサイドの山林で倒木や落石防止のための山腹工を要望している箇所の現地調査を行いました。この箇所は保安林に指定しており、立木の伐採を保安林保全事業で実施する様に検討していくとの事でした。


 下生坂区内の林道雲根線の法面が崩落している箇所の現地調査を行いました。この箇所は、法面が安定してきており今後経過観察をしていくとの事でした。

 下生坂区内の林道雲根線の湯ノ沢地区の山腹工事を行う箇所の現地調査を行いました。この箇所はすでに工事を発注しており、今年度中に完成するとの事でした。


 下生坂区内の県道大町麻績インター千曲線の込地地区の県道へ土砂が流失防止対応を要望している箇所の現地調査を行いました。この箇所はすでに工事を発注しており、今年度中に完成するとの事でした。


 宇留賀区内の県道大町麻績インター千曲線才光寺山側で沢側に崩落している箇所の現地調査を行いました。この箇所は林務の地すべり指定区域範囲の確認を行い検討していくとの事でした。


 今回の現地調査は、当村の要望箇所について、既に事業を発注している箇所、事業化に向けて取り組んでいる箇所、調査し検討している箇所など、鋭利進めていただいている箇所が多く、丸山課長をはじめ職員の皆さんには親身に縷々取り組んでいただいていますことに感謝申し上げます。

生坂ダム湖の風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、雨の降る中生坂ダム湖畔と水鳥公園からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、教育委員会定例会、農地に関する話し合いなどが行われました。


草尾上空からの風景&衆議院議員選挙の結果

2024年10月27日 | 私の活動報告
 10月27日(日)は天気下り坂で午後には雨が降り出し、夕方以降は強まり、昼間は一寸蒸し暑さを感じました。

△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、先日撮影の雲が間から青空が覗いていた草尾上空からの風景です。
草尾上空からの風景


 本日は、昨日の東京お台場で開催された第5回ハンガリーフェスティバル2024に出展した後、近くのホテルに泊まりましたので午前9時に帰路につきました。
 日曜日ということもあって、都内はそんなに混んでなく、岡谷ジャンクションの工事箇所もスムーズに通れて、皆でお昼を食べて午後1時過ぎには家に着きました。

 荷物を片づけた後は、3番目の孫を連れて役場に行き、決済とデータ整理をして、夜は早めに夕食を済ませ、衆議院議員選挙に立候補した務台候補の選挙報告会に出席しました。

 自由民主党には裏金問題などがあり、大変な逆風の中の選挙で劣勢とのことでしたので、午後8時ちょうどには相手方の下条候補に当確が出て、務台候補の敗戦の弁を聞いて帰ってきました。



 前回の選挙のように北陸信越比例区の復活を願って、ブログを作成しながら選挙速報を見ていましたが、深夜12時前に比例区全員の当確が出て落選が決まってしまいました。

 務台候補は、長野県2区のため、生坂村のためにとても尽力していただきましたが、残念な結果になり、生坂村としても今後どの様に中央要望をしていくか、東筑摩郡の村長達や県議などと相談してまいりたいと思います。

 本日生坂村では、衆議院議員選挙、国民審査投開票などが行われました。




第5回ハンガリーフェスティバル2024に出展&山清路の風景

2024年10月26日 | 生坂村の取組
 10月26日(土)はウッスラと日差しが時々届きましたが、雲が優勢のスッキリしない空で、昼間は過ごしやすく感じられました。
 朝3時30分に生坂村を出発して、ハンガリー商工会議所のご紹介で初めてハンガリーフェスティバル2024に出展するために東京お台場に向かいました。
 搬入時間が7時30分から8時でしたので朝早く出ましたが、高井戸当たりで少し混んだだけで早めに着きゆっくりと準備ができました。

 ハンガリーフェスティバルは午前10時からブースの販売が始まり、当村のブースにも少しずつお客さんが見えました。

 10時20分からは、オルネル=バーリン・アンナ大使の開会の挨拶で始まりました。
 その後、ハンガリー民族舞踊 “カルチャーハウス(香港)”、ハンガリー発祥スポーツ テックボール紹介、ハンガリー伝統楽器テケレー演奏 “高久圭二郎”、ハンガリアンオペレッタコンサートと進みました。


 午後は、JAZZライヴ “グラヴィールSAX ”、ハンガリー固有種犬紹介、ハンガリー民族音楽と民族舞踊 “ナサーイ民族楽団”、ジャズピアノコンサート “カーエル・ノルベルト”、 ゆりかもめ台場駅からのパレード、ミュージカル “マテ・カマラス feat 山口夏希”、ハンガリー民族舞踊 “Odoribe、東京まるる、踊り場、フォークアンサンブル・チコーシュ”と続きました。


 その後もバイ・ミー・コレクション ファッションショー、ジプシーヴァイオリンコンサート “古館由佳子”、合唱 “所沢フィーニュ少年少女合唱団”、ジャズピアノコンサート “カーエル・ノルベルト”、ハンガリー民族音楽と民族舞踊 “ナサーイ民族楽団”と多くの本場のハンガリー民族音楽や民族舞踊で様々なステージが繰り広げられました。


 我が生坂村観光協会は、シャインマスカット等193カラット、まめ太郎、いくさかさん家の梅、巨峰くっきー、ごまくっきー、野沢菜漬等各種漬物、ポストカード、びよんびよう人形などを販売させていただきました。

 他の出店のブースは、蜂蜜、パプリカパウダー、スパイスミックス、チョコレート、ハーブティー、刺繍品、木製雑貨、ディスノー・ペルケルト(豚肉パプリカ煮)、焼菓子、パン、パーリンカのボトル販売・カクテル販売、はちみつ、ワイン、缶詰、民芸品、ハンガリー産クラフトビール、陶磁器、コーヒー豆、粉、及びテイクアウトのコーヒー、刺繍製品(ワンピース、ブラウス、お子様用ブラウス、ポーチ、テーブルセンター等)、木のおもちゃ、食器、人形、文房具、アクセサリー、古本、刺繍もの、スーベニア、化粧品、陶器の花、ミニグラス、革ストラップなど、多くのハンガリーの名産品などが販売されていました。


 キッチンカーでは、グヤーシュスープ、ローストビーフ丼、ラーンゴシュ、かき氷、アルコール、ソフトドリンク、グヤーシュスープ、ラーンゴシュ、クルトシュなどが売られていました。

 ワークショップでは、日本の花包み風呂敷の結び方をベースとしたfloWeRAPの花風呂敷ワークショップ、ルービックキューブの1面完成講座や1面や6面を完成させるタイムを認定するSCJ記録認定会、ヘアアクセサリー制作ワークショップ、ハンガリー発祥スポーツ「テックボール」体験なども行われていました。


 とても多彩なハンガリーフェスティバル2024でして、多くの外国人がお越しになり、ハンガリーワインなどを飲まれて賑やかでしたが、193カラットや漬物など、当村の特産品は思ったより売れなくて残念でしたが、いくさかの郷のハンガリー村や生坂村のPRにはなったと感じました。


信濃十名勝「山清路」の風景
△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、先日撮影の大きな奇岩、犀川の流れや雲が多めの上空からの山清路の風景です。


 本日生坂村では、地域未来塾、農地に関する話し合いなどが行われました。



生坂農業未来創りプロジェクト会議先進地視察研修2日目&上生坂上空からの風景

2024年10月25日 | 生坂村の取組
 10月25日(金)は晴れて気持ちの良い空が広がり、朝晩は涼しくも昼間はカラッと秋らしい陽気になりました。
 生坂農業未来創りプロジェクト会議先進地視察研修2日目は、朝8時一寸過ぎに宿泊先を出発し、岐阜県下呂市金山町の有限会社すがたらいすへ向かいました。

 有限会社すがたらいすには、予定通り10時一寸前に着き、代表取締役 中島悠さんと岐阜県下呂農林事務所農業普及課地域支援係長 深井雅己さんにご対応いただきました。

 最初に私から、我々の視察研修に対応していただいたことに御礼を申し上げ、当村も中山間地域の農業条件不利地域であり、ぶどう栽培は新規就農者が頑張っていて順調ですが、先祖から受け継いだ田畑は、農業従事者の高齢化、担い手不足等の農業課題があり、生坂農業未来創りプロジェクト会議を毎月開催して、明日の生坂農業について検討協議をしているところであり、当村はスマート農業関係ではラジコン草刈機が1台あるだけで、今回の視察でどの様にスマート農業に取り組んでいくべきか参考にさせていただきたいなどの挨拶をさせていただきました。

 中島社長から「中山間地域におけるスマート農業による持続可能な農業生産の実践」と題して説明していただきました。
 中島社長は27歳の時、結婚を機に戻ってこられ、有限会社すがたらいすを継ぎ、現在の経営面積は40.1ha(うち主食米35.5ha、飼料米・稲WCS4.6ha)、従業員数役員3名、従業員3名、パート7名でして、作付水田の特徴は、小区画(平均で昔は8畝、今は1反歩強)で谷沿いに点在しているとのことでした。

 下呂市の農業の状況は高齢化の進行、法人化の進展などにより、下呂市の農業経営体数は減少を続けているが、(有)すがたらいすの経営規模は約3倍に拡大しているとのことですが、(有)すがたらいすの営農上の課題として「作業の省力化・効率化」、「米価下落に対応したブランド米『いのちの壱』の高品質化」、「SDGsやみどりの食料システム戦略を見据えた化学肥料及び農薬の使用量、温室効果ガス発生量の低減」、「気候変動に対応した栽培管理」の課題解決に向けて、スマート農業機器・技術を導入して実証されたとのことでした。

 スマート農業=農業×先端技術(ロボット・AI・IoT等)であり、令和2年度~3年度にかけて、棚田地域特有の課題解決に向けてスマート農業実証プロジェクトに取り組み、最新のスマート農機・技術を現場で実証し、経営への効果を検証するとともに、中山間地域特有の地理条件における有効な利用方法の検討、メーカーに機器の改善提案を実施されました。

 最新のスマート農機と技術は、直進アシスト機能付きトラクタ、無線遠隔草刈機、IoT栽培ナビゲーションシステム、水田センサ(水位等を監視)、人工衛星によるリモートセンシングであり、スマート農業導入により得られた効果として、農地の維持・景観保持、化学肥料使用量の低減、農薬使用量の低減、温室効果ガス発生量の低減、気候変動に対応した生産管理とのことでした。

 水田管理の作業時間の低減では、直進アシスト機能付きトラクタによる耕起・代かきが14%の低減、IoT栽培ナビゲーションシステムの育苗管理は検証ができなかったとのことで、水田センサの水管理では15%の低減で、無線遠隔草刈機の除草では81%の低減であるが、防護柵や畦畔が狭い箇所では草刈機が使えないので、広い畦畔(シルバー6人で草刈りが1時間かかる畦畔を30分で済む)など使えるところでの割合であるとのことで、作業時間の低減により作業受託面積の拡大、地域の農地・景観の維持が実現できたとのことでした。

 栽培上の課題として、ブランド米「いのちの壱」の高値販売のための良食味生産と、SDGsやみどりの食料システム戦略を見据えた化学肥料使用量の削減であり、衛星リモートセンシングで、収穫前に食味に関係するタンパク質含有量を推定でき、食味向上(タンパク質含有量率の1.5%低減)、窒素成分投入量の3割低減、プラスチックコート肥料を使用しない栽培体系を実現するなど、翌年の施肥設計に反映ができましたが、実証実験後は高価なシステムであり今は行っていないとのことでした。

 水田センサにより遠隔地から水位を確認することができ、除草剤の効果を高める適正水位の維持ができ、雑草発生量の低減と環境へのリスク低減につながり、遠隔地から水位を確認できることで、水田の見回りにかかるガソリン使用量の低減と早期中干しの徹底によるメタンガス発生量の低減につながっているとのことでした。

 IoT栽培ナビゲーションシステムにより、環境要因の分析により病害の発生リスクを予測し、積算気温により出穂期・収穫適期が予測でき、病害発生リスクが高い時期に農薬散布することによる病害の低減、害虫の生息地である畦畔の適期除草による虫害の低減、適期収穫による高品質米の生産が実現できたとのことでした。
 今後の展望として、新しい技術を取り入れながら、ふるさとの自然環境・景観・農地を守りつつ、地域と一体となって経営を拡大していきたいとのことでした。

 質疑応答では、中山間地域で草刈り等の維持が大変で、作業時間を短縮するなどの省力化は必要だが、経営的には収益につながらないこと、ドローン2台は、主に防除に使っているが思った以上に使えること、実証実験2年間後には、現状に合わないものは国に返し、ラジコン草刈機、アシスト機能付きトラクタ、水田センサ、前からあるドローン等を使っていて、使える場所と使える機器に制限があること、岐阜飛騨の一等米の「山仙」のブランド化に取り組み、人とのつながりを感じ、スマート農業は使うのは人だから人がキーであること、10a当たり15.5万円、反収は7俵で餅米は5俵、WCS稲は3町歩ほどであるなどの話し合いをしました。


 また、付加価値をつけたブランド米「山仙」は、関東方面が多く出産祝のお返しなどに使われていること、約1.5倍の大粒米で、食味コンクールで高い評価をいただき、5月20日頃田植えをして、用水が冷たいので味が良いこと、地主は300人ほどで範囲は半径25kmほどの広大さであること、水田の集積は国・県の補助金で地主の負担はなく、草刈機のため畦畔は緩くしてあること、草刈機のオペレーターは58歳、33歳、17歳であり、シルバーに草刈りを頼むと1時間1,600円であること、10年の利用権設定をして、5畝未満は耕作しづらいし、鹿・猪・猿等の野生獣の被害もあり大変ですが、なるべく耕作依頼を受けるようにして農地を守っているなどの話し合いをしました。

 最後は実際、無線遠隔草刈機で草刈りをしている水田の畦畔を視察しました。水田の近くと下部の部分は手動の草刈機で1mほど刈ってあり、ラジコン草刈機がスムーズに上下に動いて刈れるようにとのことでした。

 代表取締役 中島悠さんと岐阜県下呂農林事務所農業普及課地域支援係長 深井雅己さんにはお忙しい中、詳細に分かりやすくご説明いただきありがとうございました。今後もスマート農業により有限会社すがたらいすの益々のご発展をご祈念申し上げます。

 今回の視察研修は、当村と類似している中山間地域で農業条件不利地域でありながら、地域の農地を守り、自然景観を維持管理するんだという熱意を持って、行政とタッグを組みながら農業課題を克服して取り組まれている素晴らしい事例であり、地域農業には中心になる農業リーダーの重要性を感じた次第です。

 今当村も、「地域計画(土地利用構想)」の策定のため、地域ぐるみの話し合いを進めており、今後も生坂農業未来創りプロジェクト会議及び農業委員会で、生坂農業を次代に引き継ぐための取り組みを推進するために検討協議を行ってまいります。

上生坂上空からの風景
△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、先日撮影の澄み切った青空が広がっていた上生坂上空からの風景です。



 その他生坂村では、保育園でEランド・小学校諸検査、小学校で来入児検査・就学児健康診断、中学校で朝体育集会、選挙事務打合せ会議、投票所準備、せせらぎ公園整備、商工会共済推進の日などが行われました。




生坂農業未来創りプロジェクト会議先進地視察研修&日岐と小舟上空からの風景

2024年10月24日 | 生坂村の取組
 10月24日(木)は雲が優勢の空でも少し日差しが届き、昼間は過ごしやすい体感になりました。

 生坂農業未来創りプロジェクト会議及び農業委員会の先進地視察研修は、朝7時30分頃に生坂村を出発し恵那市に向かいました。今回も2団体合同の視察研修でしたが、総選挙等で都合が悪い方、身体の調子が悪い方などがいまして、事務局を合わせ13名の参加で、少し寂しく感じました。

 予定よりスムーズに進み、昼時間ちょっと前に恵那市役所の駐車場にバスを止められ、近くのお店で昼食をゆっくり食べた後、午後1時30分から恵那市市役所において、大塩副市長、農林部 農政課 農政係 西尾係長、農業生産法人 有限会社 東野 伊藤社長と伊藤専務たちに視察の対応をしていただきました。

 最初に私から、我々の視察研修の対応に御礼を申し上げ、国道19号が松本市・安曇野市の次の村であり、農業が基幹産業で、ぶどう栽培は順調にいっていますが、その他の農業は、中山間地域の条件不利地域であり、担い手の高齢化や担い手不足などで、先祖から受け継いだ田畑を守っていくことが困難になってきており、今回の先進地視察研修によって、生坂農業の未来を考え、次世代に引き継いでいけるように取り組んでいきたいと考えておりますなどの挨拶をさせていただきました。

 次に恵那市大塩副市長から恵那市が豊田市と隣接していて、製造業関係が基幹産業であり、栗菓子が有名などの恵那市の紹介や、市長選挙と市議会選挙が近く、その関係で市長が不在であること、有限会社東野さんが中山間地域の条件不利地域で農業に取り組み始めたことなどの紹介もされるなどの歓迎の挨拶をいただきました。

 そして、西尾係長から「恵那市の農業」と題して、面積・人口・第1次産業などの恵那市の現状、農業経営対数1,421経営体(家族経営:1,377経営体、組織・法人44)総農家数3,155戸、耕地面積4,326haなどの恵那市の農業、牛・豚・鶏などの恵那市の畜産、生産量約1,180ha・6,088t、約10億円の産出量などの恵那市の水稲、

 米・夏秋トマト・夏秋ナス・栗・いちご・柚子・自然薯などの主な農産物、五平餅・栗きんとん・朴葉寿司・からすみ・味噌などの主な伝統食、えなてらす、Aeru SHOP、「はたらく」「たべる」「くらす」「まなぶ」などの市の政策、市内調達率を高め地域経済を活性化、恵那グルメによる産業の活性化などの政策の柱、「全国発酵食品サミットinえな」の開催などの発酵のまちづくり、発酵を通じた健幸づくりと伝承、発酵商品と開発と活用、発酵グルメによる観光誘客と地域産業の発展など多岐に渡り説明していただきました。


 続いて、農業生産法人 有限会社 東野の伊藤社長から、東海豪雨で荒廃農地により土石流が発生し、荒廃農地をどの様に止めたら良いかと考え、耕作しやすいニンニク栽培1万㎡を行い、10万個を栽培し買い手がなく一玉も売れず、1年目は殆ど捨てたとのことで、農業は捨てる勇気が必要であること、ニンニクだけだと人は寄ってこないが、黒ニンニクを製造して、試食を販売員で行うなどして京王モールや三越でも販売していること、かぼちゃ栽培も扱いやすいの始めたが、落とし穴があり、エフワンの種で80~100円もして、2万本だと180万円にもなりビジネスにならないため、欧米の原種のバターナッツかぼちゃを栽培して、恵那給食センターで使っていただいたりして少しずつ知られてきて、原種ですから翌年も植えられること、

 農地30万㎡近くまで広がってきて、さつまいもも栽培し始めて、さつまいもは種苗法が関係なく、芋から苗が作れること、農産物は土によって味が変わるので、大規模農業より地域農業により、農地を保全・管理をして、地域を守るには農業しかないこと、広域の面積の保全・管理は行政とタックを組まなければ地域は守れないこと、農地50町歩の内30町歩を地上権設定して、無償提供していただく変わりに、しっかり管理はして行く、道を作るにも市とタックを組んで、ここ10年くらいはその様にしていること、コロナ禍前はJICAなどの対応も市と一緒に取り組んできたことなど、熱意を持って取り組んで来られたお話を伺いました。

 続いて伊藤専務から、農業参入のきっかけは、平成12年の東海豪雨の発生により山際の耕作放棄地、荒廃農地や休耕田を見て、地域の衰退に危機感を抱き地域農業に参入したこと、農地復元は草刈りや木の伐採などから始め、今はにんにくの栽培は一日に250ケースの収穫、さつまいもの栽培、かぼちゃの栽培をしていて、種、苗は自社で作っていること、ふるさとの環境保全や荒廃農地の復元につながっていること、6次産業化では黒にんにく、にんにくパウダー、先は道の駅、東京、台湾やドイツに輸出していること、人材育成と子育て支援、農商工連携、地元の様々な会社と連携していることなども説明いただきました。

 質疑応答では、小さい農地一畝未満から大きくても2反歩であり、圃場整備が行われているが大きくても2反半で、63トラクターでないと天地返しができないこと、試験的にブルーベリーを始め、手入れをしなくて良く、商品化は10年以上掛かるので次世代につなげていきたいこと、生まれ育った東野地域は、知らない人には農地は任せられないし、東野地域でできれば他の地域でも事業展開ができること、にんにくは猪・鹿・猿は食べないが、土地が肥えないとミミズを食べに猪がきて困っており、植え付けても枯れることもあり、8月1日から11月までの間に韓国製の植え付け機で行っていること、

 JICAの対応は、国の6次産業化事業であおいフーズと組み、ペースト介護食の取組に150億円を使い、トヨタの廃熱処理でパプリカを栽培したこと、農産物加工品の6次化は栽培・加工・販売で全てをキチッと6次化している所の視察でJICAが来たこと、平成21年に農業生産法人になり、農地等の権利を取得する農地所有適格法人に認定され、平成27年に農地法が改正され、農業生産法人が農地を購入の認可を農業委員に任せる様になったこと、農業生産法人は広い農地を扱う時には行政とタックを組むこと、従業員は、来る者を拒まず去る者は追わずの主義で、定年制はなく働くだけ働いていただき、その人に合ったものの仕事を与えること、農福連携は障がい者と健常者とも、どの様に人を育てていくか、

 地域づくりはここに住んでいて良かったなあと思えるために、どういう環境を作っていくかであり、ふるさとを愛せる人は農業ができること、6次化産業の補助金・交付金は、農水省東海農政局、全国農業会議などから情報を得て、国は100異常の助成事業があり、東海農政局・県に聞いて、各地域にあった補助金を絞ること、今は補助金の新しい畑地化に取り組み、毎年度10町歩ずつ行い、市の農政課にはアンテナを上げていただき情報を提供指定欲しいこと、国の補助金は余り使わず、助成金事業にして、一括損金扱いにしていること、地域の方向性などインターネットで合うものをピックアップしていて、全国農業会議は農水省と直結していて情報を得やすいなどの話し合いをしました。


 その後伊藤専務の案内でにんにく畑を視察に行きました。1反歩ほどの畑ににんにくが植わっていまして、道路沿いに点在する畑が山に向かって30町歩ほどあるとのことでした。

 山際には一畝に満たない畑もあり、中山間地域で条件不利地域ではありますが、当社に任せたい方がいて、殆どの田畑を受けて耕作しているとのことでした。

 伊藤専務は、商談から忙しい時は農作業も手伝っているとのことで、収穫して加工した商品は殆ど売れているとのことでした。

 また、収穫したにんにくは殆どが黒にんにくにするために冷凍されていて、大きな冷凍庫が反対側の畑にありました。




 最後は、伊藤専務のお勧めの「えなてらす」に寄りました。「えなてらす」は、恵那市にある13の町の特産品をはじめ、地元企業の人気商品が集まる観光物産館です。
 季節限定の名産や旬の農産物、ここでしか買えないオリジナル商品なども盛りだくさんに売られていました。

 我々は有限会社東野さんの黒にんにく、にんにくパウダー。ほしいも、かぼちゃポタージュなどをお土産に購入させていただきました。

 本日は大変お忙しい中、大塩副市長と有限会社東野 伊藤社長をはじめ関係の皆さんには、親切丁寧にご対応いただきありがとうございました。当村と似ている中山間地域の農業の取組を視察研修でき、当村の農業課題を解決するため参考になる視察だったと感じました。

日岐と小舟上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、我が家からドローンをフライトさせて、雲に覆われた日岐と小舟上空からの風景を撮影しました。


 本日生坂村では、保育園で園庭開放、小学校で児童会、中学校で第3回総合テスト、民生児童委員協議会定例会、行政相談所開設、健康応援隊in日岐、いどばたキャラバンin昭津、こども家庭センター設置検討会議、生坂おとこ塾などが行われました。


簡易水道有収率対策プロジェクト会議&下生野上空からの風景

2024年10月23日 | 生坂村の会議
 10月23日(水)は雲に覆われ、午後には雷を伴って強く降り、昼間は過ごしやすい体感でした。

 午前9時30分からの簡易水道有収率対策プロジェクト会議は、私の挨拶で始まり、今年度から2ヶ月に一回の開催になり、前回会議からの対応状況として、西手配水管破裂に伴う修繕工事 VPφ100、草尾ルート漏水調査 宅内漏水確認、上生坂送水ポンプ専用線異常、下生坂配水管破裂に伴う修繕工事 VPφ75、大久保送水管漏水調査 SPφ50、大久保送水管布設替工事竣工 L=272m、

 東京電力工事に伴う下生坂配水管試掘、下生野第1配水池管内 夜間漏水調査、梅月配水管破裂に伴う修繕工事 VPφ100、上生坂送水ポンプ専用線異常、下生野給水管漏水修繕工事PEφ20、下ノ田地区送水管布設替工事竣工 L=127m、上生坂原 未契約給水確認、大久保地区減圧弁更新工事開札、上生坂原 給水管止水、草尾牛沢地区送配水管布設替工事開札などを説明してもらいました。

 次に、各ポンプ施設の運転時間の比較、上生坂第1配水池流量比較、下生野第1・第2配水池流量比較、配水量と使用量の比較、安曇野市受水量比較などの説明も受け、先月9月は有収率が79.24%となり、以前高い有収率を維持しており担当職員はじめ関係各位に感謝申し上げます。

 主な協議内容の概要は、上生坂原の給水管については、空き家の解体時に発見し対応したこと、現状は全体的に漏水の怪しいところはなく、上生坂大原は通常運転で下生野は運転時間が良くなってきていること、雲根地区いくさか創造の森の上下水道について、地区水道とWOTAなどの検討を村づくり推進室と協議することなどを話し合いました。 

 今後の建設改良事業等について、来年度の計画は、大日向区南平常会と北平常会の配水管の布設替えとして、南平常会から生坂水道の給水要望をいただいているが、別荘使いの家が10件ほどあり、個人で給水管の布設替えをして、何年度に地区水道から生坂水道に切り替えたいかなどの確約をいただいてから配水管の布設替え工事に着手すべきとの意見があり、来年度は北平常会の配水管φ75の布設替えを検討することにし、

 雲根地区も同様の切替や受益者負担の地元協議の必要性、大日向から雲根地区への送水か、山清路の郷資料館からの送水かを高低差をしっかり調査することなど、雲根地区の給水区域の拡張については、各地点の標高をしっかり調査検討するなど、今後も簡易水道有収率対策プロジェクト会議でしっかり検討協議をしてまいります。

下生野上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、厚い雲に覆われた下生野上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、小学校で3年クラブ・クラブ、児童館でスポちゃお、松本山雅トレーニング講座、振興課関係工事開札、乳がん検診(マンモグラフィー)などが行われました。


松本地域振興局 農地整備課 要望箇所現地調査&生坂ダム湖上空からの風景

2024年10月22日 | 生坂村の取組
 10月22日(火)は天気がゆっくり下り坂で、日差しが届いても段々と雲が目立ってきて昼間は過ごしやすい体感でした。

 午後3時から松本地域振興局農地整備課の小松課長、安永企画官、菱澤副参事、担当者各位に来ていただき、村内の農地整備事業関係の各区から要望を頂いた個所の現地調査を行いました。

 県営中山間総合整備事業下生野工区内の1号配水槽について、国道下に供給する上段水槽が無くなっても、国道上に供給する下段水槽の水が減らなければポンプが稼働しないため、その都度排水を行うなど、手間とコストが掛かっているため、対策を要望している箇所の現地調査を行いました。

 この箇所は県営中山間総合整備事業いくさか地区で対応を予定しており、対策工法については、現在検討中で中山間いくさか下生野付帯工事で発注を予定しているとの事でした。

 県営中山間総合整備事業下生野工区内で降雨などの影響によりポンプ室横の流量計ボックスに水が溜まり、流量計が故障する恐れがあるため、対策を要望している箇所の現地調査を行いました。

 この箇所は中山間総合整備事業いくさか地区で対応を予定しており、対策工法については、現在検討中で、中山間いくさか下生野付帯工事で発注を予定しているとの事でした。

 県営中山間総合整備事業下生野工区内で、農道の舗装修繕を要望している箇所の現地調査を行いました。

 この箇所は、中山間総合整備事業いくさか地区で対応を予定しており、舗装復旧として対応し、中山間いくさか下生野付帯工事で発注を予定しているとの事でした。

 県営中山間総合整備事業才光寺工区内で、オーバーフロー対策の嵩上げ箇所からの漏水対策を要望している箇所の現地調査を行いました。

 この箇所は県営中山間総合整備事業いくさか地区で対応を予定しており、谷側について現場打嵩上げ工で対応する様に計画しているとの事でした。

 また、この水路の金熊川からの取水施設の一部が破損している箇所の現地調査を行いました。この施設の管理者を調べて検討するとの事でした。


 大日向北平地区内の法面整形及び植生シート工を要望している箇所の現地調査を行いました。

 この箇所は県単地すべり対策事業で年度内に発注を予定しているとの事でした。

 県営中山間総合整備事業大日向北平工区内で、水路と一体になっている土留め壁の根元部分が洗堀されており、対応を要望している箇所の現地調査を行いました。

 この箇所は県営中山間総合整備事業いくさか地区で対応を予定しており、土留め壁の洗堀部分はコンクリートによる根固めを行い、上部水路についてもライニング工法で補修工事の発注を予定しているとの事でした。

 県営中山間総合整備事業大日向南平工区内の、流末側の水路が小さいため排水路の改修を要望している箇所の現地調査を行いました。

 この箇所は中山間総合整備事業いくさか地区で対応を予定しており、既設U300型を撤去し、BFに改修工事を発注する予定しているとの事でした。

 県営中山間総合整備事業南平工区内で、流末側の水路(未施工箇所)が老朽化により漏水しており対応を要望している箇所の現地調査を行いました。

 この箇所は県営中山間総合整備事業いくさか地区で対応を予定しており、流末水路を更新整備工事の発注を予定しているとの事でした。

 県営中山間総合整備事業南平工区内で、ほ場整備を実施した農地について、耕作者の高齢化により、ぶどう畑への転換を行い、担い手へ貸し付けたいという意向があるため、ぶどう畑への転換を予定している箇所の対応策についてご教授いただきたい箇所の現地調査を行いました。

 この箇所は団体営補助事業等の活用を検討したらどうか。また、県営中山間総合整備事業南平工区の整備との関連について確認が必要とご教授いただきました。

 県営中山間総合整備事業下生坂工区内で道路改良工事を実施している、道路対面にある上部からの用排水路の整備に併せて既存の排水路から横断接続を要望している箇所の現地調査を行いました。

 この箇所については、県営中山間総合整備事業いくさか地区で当該用排水路を道路横断溝で令和5年整備済み水路へ接続する様に対応を予定しているとの事でした。また、実施時期は、集落道その2工事で行い、用地を取得後に発注予定との事でした。

 今回の現地調査は、当村の要望箇所について、前もって対応案を示していただき、その対応案で良いか、しっかりと調査し検討していただきました。小松課長をはじめ職員の皆さんには親身になり丁寧に調査検討をしていただき感謝申し上げます。

生坂ダム湖上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、朝霧が立ち込めている中から朝日が差してきた生坂ダム湖上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で歯科検診、小学校で2.3年生石井味噌見学、中学校で村内奉仕活動事前活動朝集会・全校道徳・村内奉仕活動、衆議院議員選挙投票管理者・同職務代理者合同会議などが行われました。