韓国という不愉快な隣人

 

日本の隣人には不愉快な奴ばかり集まっている。韓国のみならず、中国、ロシアのような極悪犯罪集団に取り囲まれ、それぞれに領土問題（尖閣には問題はないと日本政府が強弁するが中国はまったくそう思っていない）を抱えている。なかでも特に悪辣なのが韓国だ。正直なところ、李明白大統領の暴挙暴言は日本人のお花畑をひっくり返し、封印していた記憶を蘇らせたという意味では、良いきっかけになった。韓国がこれほど日本人を見下しているとは、日本はあまり意識していなかった。むしろ哀れな劣等感が対抗意識をもりあげていると勝手に解釈していた。上から目線で見ていた日本人の心がひっくり返ったのである。

 

冷静に考えれば、オリンピックや大統領の竹島でのパフォーマンスがなければ、日韓関係は低いレベルの平穏が継続していた。加えて、やってしまったのが大統領の天皇陛下への暴言。さすがにおとなしい日本人も怒りが爆発した。政権末期を迎えた大統領がその後の安泰のためにやったパフォーマンスと言われているが、決してそれだけではない。

大統領をはじめ韓国国民の大半が日本のおかげによる自国の繁栄や経済成長であるという恩義をすっかり忘れている。いま日本が経済封鎖をすればどんな悲惨な韓国経済となるか、少なくても経済をかじっているものなら分かるはず。日本なくして成り立つ韓国ではない。にもかかわらず、韓国は自ら日本の手助けは必要ないと宣言したのである。

朝日新聞のように日本もそれで成り立っているのだから、ここは穏便にという意見がすぐに出る。お互いのために経済封鎖をすべきではないという意見も民主党の政治家からも出ていた。噴飯ものの意見だ。経済封鎖して日本への悪影響などほとんどない。あってもそのカバーは簡単にできる。ところが韓国はそうはいかない。国内総生産の70％以上をたった10社の企業で支えている実情を見れば一目瞭然。簡単に言えばサムスンとヒュンダイが不況になれば韓国経済は深刻な状況になる。電気製品の部品、車の部品の大半を日本に頼っている実情があるからだ。これが止まったら主力商品の輸出さえできない。あっという間に沈没である。

韓国の外国通貨準備高の少なさも異常である。過去、何度も通貨危機に陥った時、助けたのは日本。昨年拡大した日韓通貨スワップ協定などその典型例。これがなかったなら、韓国はとっくにギリシャになっていた。しかもこれからもその可能性は大なのである。異常なウォン安もこれでカバーされていた。日本にどれほどおんぶにだっこの状況か韓国が分かっているはずだ。

安住財務大臣がさっそくスワップ協定を見直すと発言した。韓国の経済人は恐怖に震えあがったことだろう。が、しかし一方でまさかそこまではやるまいと高をくくっている節もある。民主党政権では強硬策はないと踏んでいる。もしスワップ破棄もしくは縮小を実施しなかったなら、日本人の怒りは確実に民主党に向かう。おとなしい日本に暴動だって起きかねない。そこまで日本人に怒りをもたらしたのは、うぬぼれに浸りきり、実情を知らない韓国自身だと言うことだ。

 

共産党や社民党は言う。確かに今回は韓国が悪いが、その原因は日本の過去にあると。植民地時代の悪政、従軍慰安婦、強制連行についての真摯な謝罪をしないからだと。こう言う発言は真の歴史を隠ぺいしている。従軍慰安婦についてはもはやねつ造であることは明白になっており、福島瑞穂の証人喚問まで議題に上がりつつある。いずれはっきりする。また日韓併合による日本の韓国に与えた恩恵についても、真実が次々に明らかになっている。もはやこれをネタに日本を追及する手段は色あせ力を失いつつある。戦後何十年たっているというのだ。いまだに同じことを言う愚かさ。奇妙にさえ感じる。

それ以上に不思議なことがある。戦後の混乱期による朝鮮人不法入国者による乱暴狼藉が日本の歴史からすっぽり隠ぺいされていることだ。これをなぜ明らかにしないのだろうか。これは自民党政権の失態でもある。この事実が明らかになったなら、あらためて韓国に対する賠償問題まで発展するだろう。それどころか在日と言う特権（特別永住権）も吹っ飛んでしまう。

簡単な一例をあげよう。日本は敗戦となった1945年8月から1952年5月まで主権国家の権利をはく奪されていた。連合国により占領された国であった。そして戦勝国に対して警察権を施行できる権利も奪われていた。この時、ＧＨＱはなんと朝鮮にもその権利（戦勝国）を与えてしまった。そのために大量の密入国者が日本に入り込み、駅前や繁華街の一等地を勝手に自分の土地に代えてしまったのである。当然日本人との軋轢が起こる。日本の警察が間に入ると、警察に向かって彼らは暴行を繰り返した。当時の警察は朝鮮人を逮捕できなかったのである。そのために殺された警察官も出た。さすがにＧＨＱも朝鮮人対策を考え始めたほどである。しかし時すでに遅かった。この時、立ち上がったのが日本の侠客たち。いまでいう暴力団、やくざである。彼らは力で朝鮮人たちと戦った。主権のない日本の警察も政治家も彼らに頼った。これが今でも存在する指定暴力団の原点なのである。侠客がいた兵庫や東京は何とか彼らを追い出すことに成功したが、彼らがいない地域は蹂躙されたまま。今も残る朝鮮と言う一角はこうして日本に住みついたのである。

もし日韓併合などと言う歴史認識うんぬんをとりあげ、強制連行を議題にする（これは賠償済みで決着している）なら、こうした朝鮮人による暴行という歴史の真実もあからさまに出すべきであろう。それが公平なやり方だ。これは日本国内の話なのに、この話をしたがらない人が多い。裏があるとしか思えない。まして従軍慰安婦などと言う捏造に輪をかけた話が飛び出すと言うのは、どういうことなのだろう。慰安婦問題の火付け役福島瑞穂社民党党首にじっくり説明してもらいたい。もう一人の主役朝日新聞はすでに逃げまくり、従軍慰安婦があったかどうかの問題ではないなどと言いだしている。狂っているとしか言いようがない。日本をここまで奇妙にしたのは自民党を含めた政治家たちだ。その責任が大きい。韓国利権と韓国マネーに汚れた政治家の死臭が漂う。

 

あの愚かな李大統領の暴挙のおかげでこうした歴史の真実を振り返るきっかけとなったことは、善とすべきなのかもしれない。韓国と言う国の愚かさも世界中に知れ渡った。これも思わぬ効果である。実際、東南アジアや欧米での韓国人の評判はすこぶる悪い。この事実は韓国人はよく知っている。彼らは外国で何処から来たのかと聞かれるとほとんどが日本からとうそを言う。そんななり済まし日本人がものすごく多い。ヨーロッパにおける日本料理店の80％が韓国人が経営と言う事実もかなり知られてきた。こうした事実がどんどん明らかになる焦りが彼らの暴挙を呼んだのかもしれない。

 

日本としてはここまできたなら、正式な国としての謝罪がない限り、徹底的な対抗策に出るべき。スワップ協定の検討などと甘いことを言っている場合ではない。

不安はある。今の民主党政権でそこまでできるかということ。さらにアメリカである。米韓ＦＴＡを結び、これが李大統領の不評に輪をかけたのであるが、韓国が潰れるとアメリカ経済にも影響する。それでなくとも疲弊したアメリカ経済はとんでもないことになりかねない。日本に圧力をかけることは目に見えている。今の民主党政権では、ましてあの安住財務大臣がアメリカに抵抗できるのかという不安が先に立つ。ま、自民党なら大丈夫という保証はないが、今よりいいのではと、かすかな期待を込め、早く総選挙を、と言いたい。

今日（14日）の報道では中国の反日活動が活発化している。政府まで公認しているらしい。この動きは韓国の反日活動とリンクしているようだが、実は関係ない。韓国と中国の関係は対日感情より悪い。不愉快な隣人同士の連携はない。