原野の言霊

風が流れて木の葉が囁く。鳥たちが囀り虫が羽音を揺らす。そのすべてが言葉となって届く。本当の原野はそんなところだ。

今年も厚く、感謝!

2011年12月30日 08時36分48秒 | ニュース/出来事
 右に行ったり、左に行ったり、行方定めぬ拙ブログに、今年もたくさんのご訪問を頂き、ありがとうございました。「惨」な出来事から「絆」へと、日本の心を一つにした今年もいよいよ終わります。日本の歴史の中でも忘れ難い年の一つとなったことは間違いありません。同時にトップリーダーの大切さをしみじみと知り、日本にはそれにふさわしい人物が極めて少ないということも実感した年でもありました。日本はこのままでは終わるわけがありません。来るべき新しい年に大いに期待したいものです。世界にもまた大きな動きがありそうです。小さな声の拙ブログですが、地球に起こる波動の一つにならんことを願っております。 . . . 本文を読む

近頃のTVコマーシャルは、実にツマラナイ!

2011年12月27日 07時56分40秒 | 社会・文化
 今年もあとわずかとなった。テレビは特別番組を組んで視聴率を上げようといろいろ工夫をしているが、あまり変わり映えのしないものばかり。若者のテレビ離れが急激に進んでいると、どこかの統計が発表していた。が、あの内容ではやむを得ないだろう。見る気にさせるものがほとんどない。いつからこんなにつまらなくなってしまったのだろう。なかでもテレビコマーシャルのつまらなさはひどい。即物的な特徴連呼のものばかり。昔のことを言い出すのは老人性ボケの兆候と言われるが、ひと昔、いや、ふた昔前のTVCMは見るのが楽しみなものが結構あった。当時のCMを作る人たちには、時代をつくるという気構えがあったからだと思う。 . . . 本文を読む

風が読めない。

2011年12月23日 08時23分42秒 | 社会・文化
 2011年はいろいろな変化が生まれた年であった。年頭から風が吹いた。チュニジアを起点にしたオレンジ革命は北アフリカから中東へと拡大。長期独裁政権を揺るがす事態となった。3月は東日本で大地震が発生。それが原因で福島の原発が崩壊。放射能汚染に対する恐怖が全世界を駆け巡った。日本の大震災に影響されたわけではないだろうが、世界では独裁者が次々に姿を消した。ビンラディン、カダフィ、そして金正日。前の二人は殺害であった。金正日は病死となっているが真実は分からない。いずれにしても、一つの時代が終了したことはたしかであった。 . . . 本文を読む

冷温停止状態

2011年12月20日 08時10分36秒 | 社会・文化
 うーむ!サブい、シバレる。連日道東は零下15度を超え、冷温度を更新中。1月や2月の方が本来厳寒なのであるが、冬至近辺のこの頃の方がずっと寒く感じる。まだ身体が寒さに慣れていないせいなのか。冷気の厳しさに身体も心も、ふと停止状態となる。これがちょっと怖い。冬籠り体勢を整える季節の変わり目は、いろんな準備が必要なのだ。しかしこれは自然現象だからいいのだが、原発がらみとなるとちょっと違う。野田総理は、12月16日の記者発表で、福島原発は冷温停止状態であると述べ、あろうことか原発事故「収束宣言」までだした。国民の90%はウソだろうと思ったはず。ところがマスコミの論調は実に穏やか、無風状況なのだ。政治家を含め、日本全体が冷温停止状態か!情けなく、寒い! . . . 本文を読む

台湾シリーズ③―明石元二郎が遺したもの

2011年12月16日 08時41分19秒 | 社会・文化
 司馬遼太郎の長編小説「坂の上の雲」がNHKによりテレビドラマ化。三年にわたって放映された番組も、まもなく最終回(12月25日)を迎える。日露戦争が基軸のドラマである。この戦いでロシアと互角以上に日本が戦うことができた理由の一つとして、影の立役者である明石元二郎の存在を忘れてはならない。彼はロシア内部でそしてヨーロッパ各地でロシア革命への扇動を行っていた。ロシアを内部から揺さぶり続けたのである。その政治家としての能力を買われ、明石は大正7年(1918年)に第7代台湾総督として任命されている。そこで彼は現在にもつながる大きな足跡を台湾に残した。任期わずか1年4カ月と言う短期間の中で。 . . . 本文を読む

赤い月の夜

2011年12月13日 08時06分52秒 | ニュース/出来事
 12月10日の深夜の皆既月食。カメラを用意し、その時を待った。夜の9時45分頃からそれは始まった。道東の夜はシバレル。温度計は怖くて見れなかったが、たぶんマイナス13度くらいか。外出して観月をと、しゃれる気分にはとてもなれない。そこでベランダから暖まりながらの軟弱なチャレンジ。ところが、これが結構まずかった。なにしろ月は真上。それを撮るにはベランダからカメラをつき出さなければ、家のひさしが邪魔をする。ぎりぎりまで三脚を伸ばす。するとファインダーがうまく覗けない。思いもかけない悪戦苦闘。防寒対策をして外に出ればこんな苦労をしなくてよかったのに、と思いながら、何とか。 . . . 本文を読む

大雪(たいせつ)、雑感。

2011年12月09日 08時11分23秒 | 社会・文化
 二十四節気の第二十一番目。12月7日の頃。大雪と書いて「たいせつ」と読む。次の節気が冬至であることから、それまでの期間を大雪という説もある。いずれにしても冬が本格的になる時期。北国らしい気候となった。道北道央では連日の雪情報が流れるが、道東の空は快晴続き。同じ北海道でも冬の顔は両極端に分かれる。雪がない分、道東の寒さは厳しい。すでに連日零下十度を超え始めた。温度計の目盛りまで寒々しい。大雪の期間を七十二候でみれば、熊蟄穴(くまあなにこもる)がある。熊をはじめ冬眠する動物はこの頃に穴にもぐる。山はまさに眠りの時を迎えた。 . . . 本文を読む

口コミで選ばれた日本の宿ランキング

2011年12月06日 08時21分15秒 | ニュース/出来事
 ネットを浮遊していると時折面白いものに遭遇する。口コミで選ばれた人気の日本の宿トップ20と言うのを見つけた。発表したのは「トリップアドバイザー」という。2000年に米国マサチューセッツで創設され、日本法人もある。会員数1500万人と言う世界最大の旅行サイトとか。この会社に寄せられた口コミを集計して日本の人気宿をランキングしていた(http://www.tripadvisor.jp/pages/BestHotelJapan.html)。日本人と外国人にわけてトップ20を発表しているのだが、なかなかに興味深い。日本人に好評だった宿として、意外な名前を目にした時は正直なところ、ちょっと驚いた。 . . . 本文を読む

面白い!かな?

2011年12月02日 08時18分19秒 | ニュース/出来事
 11月28日(新聞では29日に掲載)にニュースが流れた。「白い恋人」で人気となった菓子メーカー「石屋製菓」が大阪の吉本興業とそのグループを提訴したという。白い恋人をもじった菓子「面白い恋人」の発売停止を求めたものである。なんとも大阪人らしい発想の商品開発であった。洒落や冗談がDNAに埋め込まれ、それが大阪人の体質とまで言い切る彼らにとって、この程度の冗談は無害という判断だったのだろう。「道産子よ、こんなことで角立てるな、洒落の分からない田舎モンやの!」という大阪の声が聞こえそうだ。だが、冗談も過ぎると、やはり問題だ。大阪人の常識は決して全国的でないことを、もっと自覚すべきだ。 . . . 本文を読む