これは、第61代英国首相ウィンストン・チャーチルが吐いた言葉である。1938年のミュンヘン会議において前任の英国首相ネヴィル・チェンバレンがヒットラーの要求をのんでチェコスロバキアのスデーテン地方を譲る。いわゆる「ミュンヘンの宥和」である。この後、ヒットラーの暴走が始まり、第二次世界大戦へと進んだ。チェンバレンのこの無策な平和主義が戦争の引き金になったと、チャーチルが苦言を呈したのである。この歴史的な教訓を日本も韓国も忘れてしまったようだ。 . . . 本文を読む
今週のニュースを見て驚いた。アップルが提供するアイチューン・ストアでビートルズの曲のダウンロードが集中したらしい。一週間でなんと２００万曲を超えたとか。ちょっと前にアップル社との契約の調整がついたと聞いていたが、売り出されるや、たちまちこの数字をたたき出した。ビートルズとともに青春時代を送った我々にはうれしい話だ。だがダウンロードによるとなると、これは我々の世代よりはるかに若い人たちの行動であろう。ビートルズは世代を突き抜ける存在となっているようだ。 . . . 本文を読む
中国の広州では現在アジア大会が開催されている。競技も終盤を迎えようとしているのに、いまひとつの盛り上がりを感じさせない。予想通り、疑惑の判定をはじめ、数々の中国的トラブルが漏れ聞こえ始めてきた。北京オリンピックを開催し、上海万博を経由し、国際社会へ扉を開いたはずの中国ではあるが、その未熟さがまたまた露呈しているからだ。今さらながら、あの北京オリンピックの開催前に、中国政府に敢然と「ノー！」突き付けた、一人の職人がいたことを、鮮やかに思いだされる。 . . . 本文を読む
エゾシカが出没する季節となった。テレビのニュースでは今年度のエゾシカによる被害総額はついに51億円を超えたらしい。テレビなので詳細なデータは分からなかったが、これまでの最高の被害金額であることは間違いない。しかもエゾシカは増える一方で全道で64万頭以上になっているという。これまた史上最高。増え続けるエゾシカ対策として、狩猟期間を延長したり、狩猟数を例年より増やしているが、自然増に追いつかないというのが現状なのである。 . . . 本文を読む
このところの中華人民共和国という国の常軌を逸した行動が目に付く。この国は一体どうしたのだろう。まるでブレーキの効かない暴走車に思える。米国の愚かな政策が破たんして以来、世界経済が低迷する中、中国（この呼び名も戦後日本に押しつけたもの）は発展を遂げ、軍事力を急激に上げた。オリンピックを開催し、万博も実行した。だからと言って世界に何を言ってもいいのだということにはならない。世界中が国際ルール無視の行動言動に首をかしげはじめた。 . . . 本文を読む
いま、国会中継が面白い。質疑の内容ではなく、様々な人間模様、つまり国会議員の素顔を見ることができるからだ。これは編集されたテレビ放送や文字化した新聞記事では絶対に伝わらないこと。ライブ映像だからこそのもの。いろいろと問題が多いNHKだが、この放送は許せる。だが、放送時間が問題だ（NHKの責任ではないが）。平日の昼間では大多数の人は見ることはできない。そこで、ルールを変え、夜のゴールデンタイムに国会を開き、それを生中継してはどうだろう。 . . . 本文を読む
「旧雄別炭鉱の周辺には化石がごろごろあるよ」。これは阿寒町に住む友人からの情報であった。彼の案内でその化石の山へ向かった。化石にはいろいろなものがある。その場所はあまり有名でもないし、それほどものとは、見るまでは正直考えていなかった。ところがである。その規模の大きさ、数、見事な化石の山に驚いた。近くに住みながらこうした情報にあまり耳を傾けていない自分が恥ずかしい。これはまさに宝の山に思う。 . . . 本文を読む
秘密と言うとちょっとオーバーかな。この秘密には二つの意味がある。一つは内緒にしておきたい秘密。もう一つは謎めいた解明されていない秘密である。
久しぶりにヤマベ釣りに出かけた。約3時間半で二人で130匹。ま、当方はせいぜい20数匹だから、相方が頑張ったことになる。その日の晩餐はヤマベのてんぷらが食卓にあがった。実にうまい！正真正銘の天然もの。秘密の味は格別であった。 . . . 本文を読む
道東のJR駅は無人駅が多い。これも営業努力の一つなのか。その中には駅構内のスペースを利用してコーヒー店というか喫茶店というか、小さな休憩所を設けているものもある(レストランもある）。もちろんJRの営業ではない。民間資本が場所をかりてオープンしたものである。
そんなある駅で奇妙な体験というか、不思議な思いに駆られたことがある。場所は残念ながら、明記できない。個人情報の侵害となるかもしれないから。 . . . 本文を読む