原野の言霊

風が流れて木の葉が囁く。鳥たちが囀り虫が羽音を揺らす。そのすべてが言葉となって届く。本当の原野はそんなところだ。

寒い朝

2014年01月14日 10時14分01秒 | ニュース/出来事

 

わが道東の今朝の最低気温はマイナス20.3度。新年にになってこれで一週間ほどマイナス20度以下を記録している(最低はマイナス23.2度)。テレビのニュースでは日本列島を異常寒波が襲っていると叫んでいた。冬本番という印象を強くするが、どうも北のはずれで生活していると、この異常寒波という言い草が奇妙に聞こえてならない。東京では積雪1センチで交通渋滞やトラブルが続出するらしいので、大騒ぎをする気持ちは分かるが、この時期のこの気温はそれほど異常なのだろうか。しかも毎年のようにこの時期に同じような騒ぎをしている。マスコミは東京中心だから、ま、ある程度やむを得ないが、年中行事のように騒ぐのはどうなのだろう。

 

東京といえども、そろそろ1センチや数センチの積雪対策ぐらいしてもいいのではないだろうか。むしろ毎年のように大騒ぎすることに都民は疑問を感じないのだろうか。まもなく都知事選がある。どんな人が選ばれるのか道民にはあまり関係ないが、こんな季節の騒ぎくらい解消できる人を選んでほしいものだ。原発反対など叫んでいる場合なのだろうか。さらに公共の電波を、この程度のことで大騒ぎすることに使うのもいい加減にしてほしい。もっと他にやることがあるだろう。と、北国に住む人たちは一様に思っているに違いない。

 

だいたい、この時期のこの程度の寒さは道東では普通。まだまだ寒くなる。冬はこれから一か月が本番。地域差があるからあまり強くは言えないが、マイナス1度や積雪数センチで大騒ぎしないで、もう少しまともな報道番組となってほしいものだ。全国ネットで配信と言うならそれが当然だろうと思うのだが。

 

地球温暖化が叫ばれてから、何十年たったのだろう。地球は年々温暖になっているというのはどのくらい真実なのだろうか。前にもこうした疑問をブログに投稿したことがあるが、確か地球の大きな流れの中では、次期氷河期に向かって進んでいるはず。門外漢が言うのもなんであるが、自然科学者と物理学者、環境学者などの思考に微妙なずれがあるように思う。それだけ地球の自然ということは未知の部分が多いということなのか。

 

寒い朝のひと時を、抜け出せないベッドの中で随想していた。


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2 コメント

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陸別、-29℃… (numapy)
2014-01-14 16:24:17
真冬日とは何℃?と質問してきた友人がいます。
地域の温度差とはいえ、真冬日さえあまり知られてないのが
現実のようですね。
IPCCは温暖化だと言うし、石油メジャーのお抱え学者は
ミニ氷河期に向かってると言う。
どっちなんだと言いたくもなりますが、ことほど左様に
わからないことだらけなんでしょうね。
人間は結局大した知識がないということなんでしょうね?
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吉永小百合の歌 (原野人)
2014-01-14 17:44:03
昔にヒットした寒い朝。どんなに寒い朝も心一つで暖かくなる、って歌っていた。当時、サユリストでなかった私は、心一つで寒い冬が過ごせるかと、よく言っていたのを覚えています。でも寒いということは心の問題もありますね。温暖化も氷河期も心が描く幻想の世界なのかもしれない。最近、そんな気がしてます。
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