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短日や隣のレジのよく進む:吉野勝子

2020年11月18日 | 俳句
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短日や隣のレジのよく進む:吉野勝子
次第に日が短くなってきた。これからは歳末に向かって心忙しい気分で暮らすことになる。いつものように買い物に出掛ける。メモどうりに買い物ケースに収めたがレジは長蛇の列をなしている。こちらが早そうだと思った列が途中で手間取っていたりする。いらいらが募ってくると隣の列がよく進んでいる様に見えてくる。作戦失敗か。そんな瞬時のドラマも過ぎて夜の家族の団らんが待っている。<短日や雲の流れの急ピッチ:やの字>:読売新聞「読売俳壇」2018年12月17日所載。
<いらっしゃいませー俳句喫茶店・つぶやく堂ーどうぞお入りください>

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