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竹田忠子
春泥に埋もれし瓦礫動かざる
また3月11日を迎える。想像を絶する天災に襲われたのが2011年の3月11日。震度8だったか。現地の復興は未だにままならぬ。春泥に埋もれた瓦礫が未だにそのままである。人は大自然の恵みの中に生きているが同時に大いなる自然の暴力と隣り合わせに暮らす。そしてその天災は忘れた頃にやって来る。だから忘れまい何時までも。:俳誌「春燈」(2016年5月号)所収。
竹田忠子
春泥に埋もれし瓦礫動かざる
また3月11日を迎える。想像を絶する天災に襲われたのが2011年の3月11日。震度8だったか。現地の復興は未だにままならぬ。春泥に埋もれた瓦礫が未だにそのままである。人は大自然の恵みの中に生きているが同時に大いなる自然の暴力と隣り合わせに暮らす。そしてその天災は忘れた頃にやって来る。だから忘れまい何時までも。:俳誌「春燈」(2016年5月号)所収。
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