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水ふんで草で足ふく夏野哉 小西来山

2019年05月08日 | 俳句
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小西来山
水ふんで草で足ふく夏野哉
足を水に浸すと冷たく気持ちの良い時候となった。小さな流れを踏み越えて草で足を拭いた。心が洗われたように清々とする。今やって来てこれから辿る夏野ではあるがこれまでの疲れを一新して気力を取り戻す。来し方行く末に四季あり、又訪ね行く友ありである。夏来たり。さあこの夏をどう過ごそうか。:大岡信(おおおかまこと)「百人百句」講談社(2002年6月28日)所載。
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