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にほどりの息をあはせて潜りけり:加藤浜風

2020年12月23日 | 俳句
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にほどりの息をあはせて潜りけり:加藤浜風
にほどりの一群れが息を合わせて潜っていった。さてどこへ浮き上がるのかこちらも息を詰めて見守っている。とここに一羽あそこに一羽と顔が出る。この鳥は別にカイツブリとも言い日本各地の池沼に棲息している。琵琶湖などは鳰の湖などと呼ばれたりする。今日も公園の池でこの潜りショーを楽しむ人々が多いことだろう。潜った数と浮いた数が合っているのかご心配の方もおられると聞く。ハイ合ってます。<にほどりの一家を上げて流れ来し:やの字>:ネット喫茶店「つぶやく堂」2020年12月15日所載。
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