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我がために太陽回る日向ぼこ:森木道典

2020年12月10日 | 俳句
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我がために太陽回る日向ぼこ:森木道典
冬の太陽は有り難い。この恩恵を得ての日向ぼこである。きっと我が為に太陽が回っていると思う。思うだけは只である。太陽光線の取り込みが難しい都市近郊では陽差しの或る時間は貴重である。この貴重な時間を日向ぼこの空間に晒せば心身共に至福に至る理である。思えば地球自体が太陽の惑星であった。<気の合った仲間が並び日向ぼこ:やの字>:朝日新聞「朝日俳壇」2020年11月29日所載。
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