735
やんま
金庫には詩集がひとつ夜鷹鳴く
ここで言う詩集は清水哲男著「夕陽に赤い帆」である。私がインターネットに興味を持ち出したころ新聞の読書欄に氏がインターネット上で「俳句歳時記」の主宰をされていると紹介されていた。さっそく飛び付いた私は感動のあまり毎日メールで感想文を氏に送った。これが腐れ縁で最後は増殖する俳句歳時記の執筆まで依頼されることとなった。お稲荷さんの路地にある真砂女の「卯浪」でも何回か呑んだ。この句は私が最初に新聞に載った句で清水哲男さんがコラムの随筆で取り上げて下さったものである。でも自分が新聞に出るなんて夢の様な話でただただ感涙するばかりであった。現ネット喫茶店「つぶやく堂」のデザインを氏と共同で設計した事が懐かしい。往時茫々。:日本経済新聞コラム「旬の一句」欄(2002年6月29日)所載。
<いらっしゃいませー俳句喫茶店・つぶやく堂ーどうぞお入りください>
やんま
金庫には詩集がひとつ夜鷹鳴く
ここで言う詩集は清水哲男著「夕陽に赤い帆」である。私がインターネットに興味を持ち出したころ新聞の読書欄に氏がインターネット上で「俳句歳時記」の主宰をされていると紹介されていた。さっそく飛び付いた私は感動のあまり毎日メールで感想文を氏に送った。これが腐れ縁で最後は増殖する俳句歳時記の執筆まで依頼されることとなった。お稲荷さんの路地にある真砂女の「卯浪」でも何回か呑んだ。この句は私が最初に新聞に載った句で清水哲男さんがコラムの随筆で取り上げて下さったものである。でも自分が新聞に出るなんて夢の様な話でただただ感涙するばかりであった。現ネット喫茶店「つぶやく堂」のデザインを氏と共同で設計した事が懐かしい。往時茫々。:日本経済新聞コラム「旬の一句」欄(2002年6月29日)所載。
<いらっしゃいませー俳句喫茶店・つぶやく堂ーどうぞお入りください>