永久欠番
2005-05-26 | 家族
５月２２日(日)曇、半年の闘病の末、父永眠。
０３：００ 血圧６０。
０８：００ 金沢の娘に帰省連絡。
１０：００ 高校にいる下の娘にＴＥＬ。
１０：４０ 家族全員、病室に揃う。父、孫の顔をみとめ、頷く。
１１：００ 血圧５０。
１２：００ 血圧計測できず。
１２：２８ 死亡。
最後は、息をするのが億劫だと言いたげな様子だった。私たちが、
「頑張って。ちゃんと息して。」
と励ますと、しばらくは体全体で息をするが、じきに呼吸が間遠になるのだ。
『もういいだろう？』
という感じにちょっと顔をしかめて、それきりだった。
ちょうどマラソンに疲れた人が、走るのを止めるように、父は生きるのをやめた。
本当に穏やかな死だった。
この半年、何度も危篤と小康を繰り返してのこの日。
私たちもできるだけのことはしたし、父も体力の続く限り頑張ったので、
悔いはないのだけれど。
父の部屋に残されたカレンダーは発病した１２月のままで、
細かく予定が書き込まれているのが悲しい。
それでも、やはり世の中は変わりなく続いていく。
私たちも、ゆっくりと普段の暮らしの中に戻っていこう。
『宇宙の手のひらの中、人は永久欠番』
０３：００ 血圧６０。
０８：００ 金沢の娘に帰省連絡。
１０：００ 高校にいる下の娘にＴＥＬ。
１０：４０ 家族全員、病室に揃う。父、孫の顔をみとめ、頷く。
１１：００ 血圧５０。
１２：００ 血圧計測できず。
１２：２８ 死亡。
最後は、息をするのが億劫だと言いたげな様子だった。私たちが、
「頑張って。ちゃんと息して。」
と励ますと、しばらくは体全体で息をするが、じきに呼吸が間遠になるのだ。
『もういいだろう？』
という感じにちょっと顔をしかめて、それきりだった。
ちょうどマラソンに疲れた人が、走るのを止めるように、父は生きるのをやめた。
本当に穏やかな死だった。
この半年、何度も危篤と小康を繰り返してのこの日。
私たちもできるだけのことはしたし、父も体力の続く限り頑張ったので、
悔いはないのだけれど。
父の部屋に残されたカレンダーは発病した１２月のままで、
細かく予定が書き込まれているのが悲しい。
それでも、やはり世の中は変わりなく続いていく。
私たちも、ゆっくりと普段の暮らしの中に戻っていこう。
『宇宙の手のひらの中、人は永久欠番』
お悔やみ申し上げます・・・。
なにかとお忙しいでしょうが、ヤナギオさん自身も
体調崩されることありませんように。
お悔やみ申し上げます。
いろいろお疲れの出る頃だと思いますが、くれぐれも無理されませんように。
ここで最初にお父様の記事を目にした時
ヤナギオさんの揺れる気持ちがストレートに伝わり、
自分もよく似た状況だったため、ひとごととは思えず
コメントしたこと覚えています。
早く元気に、とは言いません。
時間のゆるやかな流れとともに、ヤナギオさんも
少しずつ・・。
今はまだ、ご家族も気が張ってられると
思いますが、お疲れがでませんように。
私の両親も70になり、残された人生も
そう長くないと、最近実感しています。
しっかり親孝行しなければです。
たとえ、お父様が亡くなっても 毎日の生活は続いていき、それまでと同じように時は流れていくんですよね。
ただ、もうお父様は心の中にしかいない...
私の両親は80歳近くて、お蔭様で元気にしておりますが、年に数回実家に帰る度に 体も心もやせ衰えている姿を見ておりますので、ヤナギオさんのお気持ちは 人事とは思えないほどお察し致します。
どうぞ、ご無理をなさらないように、ゆっくりとお元気になられてください。
覚悟はしていたとはいえ、
ほんの些細な事でも涙に繋がるので、
今はまだ油断大敵です。
だれでも、いつでも、死と隣り合わせの生なんだなと思うと、
本当に大事に今を生きていきたいです。
本当にありがとうございました。
私の両親は健在ですが、これから先も 親から受けてきたことを親に返すことが出来るとは 到底思えません。そうやって不義理をしながらも 楽しく暮らしている姿を見せることでしか 喜ばせてやることは出来ないなぁと思うのです。
親から受けたことは 子どもへと返していくしかない様にも思うのです。
ご自愛ください。
その通りだと思います。
私は、本当に大事に育ててもらったので、自分がわが子に同じようにしてやっているかは、自信ないですが・・・。
虐待という負のスパイラルに陥っている例も多く報道されていますが、親子のつながりは、良くも悪くも避けられないんだなあと実感しています。