試乗は途中、「大正坂」という、付近では結構有名な路面の荒れた(一応舗装)急坂、そして高低差のあるヘアピンコーナーを通ります。
急な山道を凝縮したような場所で、車の足回りがハッキリと現れます。
デミオは路面の感触を伝えながら、とてもスムーズに走ってしまいかなりビックリ!!
SX4だと左右に振られ、タイヤが弾かれる感触がつきまとうのですが全然「普通」に走り抜けます。
「普通」な事が凄い!
操舵にクセが無いため思ったまま走れる感触が快感。
余計な切り増しや戻しがほとんど不要なので楽~。
こりゃ峠とか持ち込んだら楽しくて仕方なさそう(笑。
唯一気になったのがステアリングの「縫い目」。
私はMT時代が長く、左手をシフトノブにのせておくクセがあります。
その手を戻すと7時の位置に添える事が多く、ソコにある境い目が「段差」になってて「グニっ」と沈んでスポーク下側の硬い巻きに指角が当たりかなり気になる。
ハンドルの感触が最高なだけにムムムです。
この辺りは以前試乗したアクセラの方が多少作りが上手かったのかな?
とはいえ、皮かもしれませんがプラスチックのようにチープでツルツル感が怖かったヴェゼルに比べれば、です。
ハンドルやペダルといったマンマシンインターフェイスは人と車の大事な接点。
ココがダメなら全体の評価が大きく下がる場所だけにマツダの作りに脱帽でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます