闇夜の烏の変な世界

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福井の大雪から考える、無難な動力元は

2018-02-10 23:40:00 | 日記

​今年の福井県は物凄い豪雪に見舞われてるらしい。

1000台以上が雪道に閉じ込められるという状況は、普通ありえないが、誰にも無い話じゃない。

可能性の話しだが、誰にでも起こり得る事態です。

 

私は三菱のジープで新潟にスキーに行った帰り、高速道路上で7時間以上身動きができなくなった経験がある。

私は走れたが、トラックや夏タイヤの乗用車が道路上を塞いでしまった…。

 

この 「雪道嵌り」 を無難に乗り切れる動力源を考えてみた。

因みに、現在も福井県では4割のガソリンスタンドが燃料を陸送できず、売り切れで閉店してるらしい。

 

こうした災害時に最も早く 「入手が困難」 になるのは 「ガソリン」です。

過去、幾多の災害時に 実際 手に入らなくなってます。

私は東日本大震災の時に、ガソリンが入手できず酷い目にあいました(この経験でガソリン車から乗り換えました)。

日本の場合、ハイブリッド車を含め殆どの車が 「ガソリン」 で走っています。

つまり、緊急時に「ガソリン」を必要とする ライバルがとんでもなく多いので、買いあぶれる人が膨大に出るワケですね、当然の事ながら(汗。

 

同様にガソリンスタンドで 「軽油」 を入手する 「ディーゼル」 はどうでしょう?

燃料が底をついたらアウトは「ガソリン」 と一緒。

でも 「ガソリン」 ほどライバルが多く無いためか、スタンドに売れ残るケースがまま見受けられました。

災害時に入手できる可能性が高い 「軽油」 は、「ガソリン」 よりは安心感が高いと言えそうです。

燃焼方法の違いから、アイドリングでの燃費の良さも、長時間の待機には好都合です。

 

では、液体燃料では無く、電気で走る EVの場合はどうでしょう。

今回の雪中ケースに限って言えば、「最悪、悪夢」 だと言えるかも。

燃料を燃やして走る車は、その熱を使って「暖房」を副産物のように得られます。

でもEV(電気自動車ね)の場合、莫大な電力を消費しないと 「暖房」 が効きません。

雪の中で一晩も二晩も停車してる間、暖房を入れてたら間違いなく蓄電が底をつき、暖も走行も不可能になります。

とはいえ、雪中で暖房を切って人が耐えられるかと考えれば難しい。

そう考えると、一番先に 「地獄」 になるのは EV なのかも知れません。

 

それ以外の動力源といえば、ご近所でチラホラ見かける 「燃料電池」 車がある。

「水素」 を燃料とする構造は、「水素」 さえ補充できるなら理論的には EV の弱点を補える強みが。

しかし、現在は容易に水素を補充できる環境が無い。

水素ステーションの絶対数を考えれば、やはり EV 並みに厳しい状況になると考えられます。

 

こうして並べてみると、緊急時は 「ディーゼル」 が最も安心できそうに思えます。

「ガソリン」 も 大差無く安心と言えそうですが、緊急時の入手性の悪さ、アイドリング時の燃料消費量、そして雪中では一酸化炭素中毒死の危険性(今回も複数名亡くなってます)の高さで、「ディーゼル」 に引き離されます。

 

「絶対安全」 という理想的な動力元はありませんが、とりあえず 「ディーゼル」 が無難と言えるのかもしれませんね。



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