闇夜の烏の変な世界

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「シン・ゴジラ」 は久々の大当たり♪

2018-02-16 18:12:00 | 日記

​今日が休みという事で、昨晩からCATVで放送してた「シン・ゴジラ」 を録画しつつ、観た。

 

これは正直いって、久々の「大当たり!」ですww

解説を聞いて納得、監督があの 「エヴァンゲリオン」 で社会現象を起こした庵野さんなんですね。

初代「ゴジラ」 に原点回帰するというテーマは、モノクロとカラーの差はあれ、見事に達成されてると感じた。

実は初代「ゴジラ」 は少ししか「ゴジラ」って映らないんですよね。

それでも、あれだけ得体の知れない恐怖を極めるって未だに凄いと思うのです。

 

「シン・ゴジラ」 は 頻繁に画面下に説明が入ったり、画面が突然 文字だけになったりと、あのアニメ「エヴァンゲリオン」がそれまでの手法に革命を起こしたソレが随所に取り入れられ、インパクトを欠かさない。

ストーリーも、尋常でなくリアルで コレデモカと恐怖感を刺激し続ける。

音楽も、歴代怪獣映画の中の有名曲が使われたり、ティンパニだけで緊張感を高める 「エヴァ」 の中の曲がほぼそのまま使われたりと、正直 「うぉぉ!」 って拳を握るような嬉しさw

 

自衛隊の実在する各種装備が登場するなんざ、兵器オタクにもかなり満足度高いかも。

というか、いろいろな人物、物、地名が実にリアルで、第一級のパニック映画としての完成度を極限まで高めてると感じた。

 

結局、3回も見直して大満足!

 

ふと思ったのです、何かに似てる、と。

TVドラマ版 「日本沈没」 に通じる、リアリティとパニックの完成度が共通して高いのではないか。

あれは主人公が三菱の初期型ジープ(左ハンドル)に乗ってたりと、ジーパー(ジープ乗りね)にとって涎ものの保存版。

作品中に各種ジープ(M151やMB、CJ3等々…)が登場し、昭和40年代の日本各地を堪能できる。

原作の小松左京の恐ろしいほどの事実に裏付けられる、極めて高いパニック度は下手なSF映画より恐ろしさが詰まっている。

「ゴジラ」は出て来ないがw、地球という人間が足掻いても勝ち目のない相手から突き付けられる恐怖は、やはり高いリアリティを誇る。

特撮シーンは 「作り物感」が否めないが、当時のレベルの高さ(CGなんて無い時代)をまざまざと見せつける。

因みに、「日本沈没」 は過去2回(だよな)ほど劇場版が作成されてるが、何れも時間制限で内容が半端だったり、近年のものはSMAPのメンバーが出て来て2流の恋愛ラブコメ化してたりと、私的には評価に価しない。

 

ドラマ版「日本沈没」、そんな魅力で何度見返しても素晴らしいが、全話を見るとほぼ1日が完全に食われてしまう長さがネック。

その点、限られた時間内にギッシリと面白さが詰まった 「シン・ゴジラ」 は想像以上の面白さを短時間で堪能できる嬉しい作品、これは私的に大ヒットです。



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