連日、ニュースでは各地での初冠雪、大雪の話題が流れる。
今年は、ペルー沖で「ラニーニャ」が発生したらしい。
エルニーニョの逆、水温が低くなるラニーニャが発生すると、世界中に異常気象が起こり、日本の場合は寒さが厳しくなったり、大雪が多い冬になるらしい。
2007年以来、約10年ぶりのラニーニャ、今年の冬は大雪に要注意かも(汗
雪というと、特に夜間の走り難さが思い起こされます。
昔は年に何度もスキーに行ってたから、雪の無い地域に住んでる身としては雪道経験はある方かもしれない。
雪道の走り易さを左右する要素に、「ライトの色」が大きく関係すると私は考えてます。
一般的に、乱反射の関係で白色系(青白いのも)のライトは目の前が真っ白になったり、路面の凹凸が判別し難くなります。
晴れた乾燥路面なら白色系のライトはとても見易いが、雪道になると真逆の現象が起こります。
恐らく、フォグランプとして売られているものの大半が「黄色」のレンズ、又はバルブなのは、色波長か何かで一番見易いからではと思ってます。
実際、私が三菱ジープに乗ってた頃は、黄色いフォグランプを活用して雪道を走ってました。
あまりに吹雪く時は、メインのライトを消し、フォグランプだけで走って難を逃れた事も(ジープはライトが極端に高い位置にあるので、目の前がホワイトアウトし易いから)。
不思議と黄色い光は雪道での見通しがとても良く、路面の起伏が容易に掴めるんですよね。
「SX4」に乗り換えてからは、光量こそ不足気味でしたが、ケルビン(K)が低目のハロゲンバルブのおかげで、準フォグランプとしてかなり役立ってくれてました。
新潟県十日町でドカ雪の中をフォグの電球色(やや黄色がかってる)で安全に走れたのが懐かしい。
もう少し光量があるイエローバルブに交換する前に車を手放してしまったけど、バルブの交換できるフォグランプを持った車なら、冬季だけイエローバルブに換装するだけで、恐らく日暮れ後の走行が劇的に楽になるのでしょうね。
あと、対向車から見ても黄色系のライトは親切です。
同じ明るさなら、白色系より黄色系の方が断然眩しく乱反射しません。
光が柔らかいというか、目に優しい色なんでしょうね。
バルブの種類からすると、構造的にLEDやディスチャージのモノは乱反射し易い傾向があるようです。
運転者から見ても、雪道での視認性が一気に悪くなる。
光の周波数が高いとか何とか、聞いた気がするけど原因は良く判りません。
逆に、昔からあるハロゲンバルブ(とかシールドビーム)は、白味より黄色味が出るおかげか、雪道(や雨天)では思いのほか見易かったりしますね。
一昔前の軽トラとかでビックリするほど雪道が良く見えたりするのも、恐らく普通のハロゲンライトが功をそうしているのかな。
今では比較的低価格な車に残るのみになってる黄色味が残ったハロゲンライト。
バカにしたものじゃありませんw
長距離トラックが、黄色いフォグランプを装備してるのを良く見掛けるのも、プロは悪天候対策に抜かりが無いって事だったりする?
こう考えていくと、「光量のある電球色のライト」なんてのがあれば、晴天~雪道まで視認性が高く保たれるのかもしれませんねぇ。
では我が家の 「アクセラ」 はどう雪道仕様(?)にできそうでしょうか。
残念ながら、現在のマツダ車(SKYACTIVE系)は 「デミオ」 以外は組み込みのフォグユニットなのでバルブを黄色に交換とかはできないようです。
「アクセラ」 も現行の前期型まではバルブ交換式の立派なフォグがあったので、こちらは容易に冬仕様が実現できそうでウラヤマシイ。
降雪、積雪のある地域の方は、是非 「黄色」 を活用して雪道を楽かつ安全に走る 「冬将軍仕様」 、一考してみては~なんて思ってしまうのです。
年末年始を目前にするこの季節、帰省で雪道を走る人にもお役に立つかもしれないなぁ。
にしても、関東平野南端に位置するこの辺りは毎年ほとんど雪が降りません。
周囲を高い山がグルリと囲んでるので、完全に雪がブロックされるからだとか。
ココで雪が降る時は、周囲の地域はさらに物凄い大雪になってるとも言えます。
なんて安心してると、一昨年みたいにココでも地吹雪に遭ったりするかもで油断できません。
転ばぬ先の杖は、予め備えておかないとです、ね♪
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