正直、今のドコモに興醒めしてる身としては新モデルの発表とか言われても「そうなんだ」程度の興味しか湧かない。
それでも何となく見てしまうあたりが、なんだかなぁ...。
フューチャーフォンの中から、今の老朽機の代わりがあるかと思ったけど、当時シャープがてんこ盛りした機種と同等のモノは無かった。
「ツートップ」で痛い目を見て「お勧め」なんて、更に曖昧な表現で逃げるdocomoには苦笑するしかない。
スマホを見渡すと、3日持つを大々的に掲げる機種がある一方で、よくよく見ると大容量バッテリーで補ってる機種(特に韓国勢)が多く、携帯型の予備バッテリーを持ち歩くにしてもチャージできる回数は厳しく見える。
災害時、非常充電所が時間制限で区切られた新潟県中越地震のような場合、電源の問題で急速充電器は使えない(他の端末への電気がまわらないため)。
同じスピードで充電されると、大容量でカバーする機種は充電効率が悪くなることが予想され、結局は持たない現象に直面する。
相変わらず、スマホは長時間持たない事が根本的に解決されてないなぁってのが見回した感触。
それでも前回のモデルでQi(だっけ)対応の「置くだけ充電」が増えたのが「これは普段助かるのでは」と期待したら、今回のモデルから一掃(たぶん)されていて、「なんで?」です。
よくよく調べてみると、クァルコムがWiPowerなる新規格を出してきて世界的に普及する兆しがあるらしい。
これは一度に複数台の充電が可能だし、数センチ離しても問題無い(Qiは基本接触)ので、机の下にプレートを置いても使える等々、かなり自由度が高い。
今はインフラとして「全面的に普及させます」とHPでも堂々とうたうdocomoに対し、全くと言っていいほどダメなQiは消滅する可能性が出て来た(docomo、有言実行って言葉知ってる?)。
そこでWiPowerを見越して過渡期としてワイヤレス充電機能を省いたと予想するのは早合点だろうか。
容易にチビチビとバッテリーを満たせるアイテム、ワイヤレス充電。
docomoの新モデルから消えた事で新たな使い易さというアピールポイントを失い、製品魅力が少なからず削がれた決断が、このところ続く的外れな企業判断の延長としか見えてなかったりします。
…フューチャーフォンしか活用してない者から見た偏見、だといいのですが。
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