闇夜の烏の変な世界

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ヴェゼルに試乗させて頂きました♪

2014-02-02 12:13:00 | 日記

​先ほど、ホンダの営業さまのご厚意でヴェゼルに試乗させて頂いてまいりました!

試乗車はFFのハイブリッド、初夏まで納車待ちの人気車種です。

ご多忙の中、時間を割いて頂いたため撮影は無し。

試乗車に乗り込み、簡単な説明をして頂きました。

以前も思ったのですが、前ドアノブの質感の高さは特筆できますね。

基本的にシフトは他のハイブリッド車と似たショートスティックで、独特のトップ形状は思ったほど違和感ありませんでした。

電子パーキングスイッチは押して解除、引っ張ってブレーキなんですね、楽です♪

SX4と違い、腰高のSUVスタイルなのでそこそこ高い位置のシートに乗り込むのですが、足元は普通の乗用車と似た感じなので、足は前に投げ出す感が不思議です。

が、シートのポジションや視界範囲の雰囲気から、ちょっとしたスポーツカーに乗ってるような感触は「その気」ムード満点でした(笑。

センターコンソールの高さからある程度の閉塞感があるのですが、狭いのとは違い落ち着けますね。

エアコンのタッチパネルはブラインド操作難しそう、ココは古い人間なのでノブの出てる操作系の方が好みかなぁ(デザインは斬新で悪く無い)。

Aピラーが寝てるので、必然的にドライビングポジションはやや寝た感じになりますが、シートが結構イイ感じなのでこれも結構良いですね。

パーキングを解除して一般道へ。

直ぐ気づいたのがタイヤのノイズの多さ。

乗り心地が締ったものになり、パワーモード等の勢いを受け止める偏平タイヤが起因してるようですが、「こういうもの」と慣れれば問題無いレベル。

気になる方はタイヤを履きかえれば良いだけの事。

停止からの加速はモーターで始まるため、トルコンATに慣れてるとアクセルを離しただけでユックリと車が前に進み出す事が無いので「あれ?」って感じ(笑。

他のハイブリッド車もそうですが、モーターでの発進はアクセルをちゃんと踏まないと車はデンっとそこから動きません、これも慣れですね。

加速開始はモーターの瞬間に最大トルクを発生する特性が良く生かされ、先日XVハイブリッドでギクシャクした挙句にアイサイトが夕日で沈黙した急坂の発進でもスルスルと車体を前に押し出します、イイな♪

フォースフィードバックのあるアクセルは、…正直介入が良く判りませんでした(笑。

それだけ気にならない、つまり問題にもならないレベルなんでしょうね私には。

エンジンの始動は思いっ切り加速しない限り、かなりモーターのみの走行帯が長い印象。

おまけにバッテリーのインジケーターがなかなか半分以下にならない。

XVハイブリッドが直ぐにバッテリー空になりエンジンがアシストするのに対し、ヴェゼル・ハイブリッドは常に余裕でモーターを使える感じ。

エンジンが介入しても殆ど気にならない。

とはいえ、それなりに瞬間が判るもののデュアルクラッチミッションであることを考えれば相当良い出来と評価できるのでは。

このミッション、今後も制御のバージョンアップがされて煮詰められるらしいので、今買った車がアップデートで更に良くなる可能性を秘めてると考えればワクワク感が増しますね!

加速力は他のデュアルクラッチ車同様、「結構速い!」という印象が残ります。

トルコンやCVTがどうしても「滑り」を回避し切れないのに対し、基本マニュアルミッションなのでロスが少なく快活な走りを実現していました。

とても1.5Lとは思えない走りは「売れるハズだな…」と納得です。

更に「スポーツ」モードにしてECONを解除すると常にエンジンが回るのですが、これが結構過激!!

VTECでは無いそうですが、エンジンがとても良く回る上にモーターがアシストするもんだから下手なスポーツカーをカモれるのではとビックリ。

先のタイヤも起因するのでしょうが、足回りがシッカリしてる(あまりストローク感は無いが)ので直進安定性が極めて高く、ハンドリングもシャープなので容易にパワーを生かす走りができそうです!

乗り心地は多くの記事が書いてるように硬いのですが、もはやスポーツカー的な味付けと考えるべきですね。

長時間、特に高速で移動する際にはとても優れたパッケージというのが印象でした。

着座位置の高さから来る「見晴らしの良さ」はさすがSUVといったところで、渋滞での前方見通しの点でも優位性抜群じゃないかな。

SX4に乗り換えると、その着座位置の違い(SX4のが遥かに低い)から来る見通しは歴然でした。

決してSX4も低く無いのですが…。

ブレーキに関しては、パワーソースと足回りが良いので余計に目立つのでしょうが、回生が頻繁に入るため違和感が少なからずあります。

慣れの範囲でしょうが、微妙なブレーキを繰り返すようなドライビングには向かない感じでした。

基本的に全ての操作系がやや重めの設定なため、男女問わず好まれるスタイリングなのですが女性には少しヘビーかなって感じるところも。

ただ、車体が見た目よりコンパクトなので取り回しや車両感覚の掴み易さはとてもイイです。

ハンドルの材質、まだ馴染んで無い感じで滑りやすかったので時間とともにグリップすると良いです。

小雨の中の試乗だったので、幸運にもワイパーを試す事ができました。

晴天昼間の試乗ではワイパーやライトといった重要な部分が判りません。

ライトは営業さんが自宅との往復に使った際は光度十二分だったとの事、LEDも凄くなったものです。

ハイビームは黄色がかったものらしく、雪や雨といった視界不良時にありがたい面も残ってて好印象。

ワイパーは拭き残し部が少ないけど、微妙に遅い気がしましたが問題無いかな。

車高のせいか、ルームミラーの視界が思いの外良かった。

サイドミラーも死角が少なくとても見易い♪

運転に必死でメーターを見る余裕は無かったけど、結構見易いレイアウトだと思います。

ボルボのように液晶式も悪く無いものの、やはり物理的に針があるメーターってのは良いものです(笑。

しかし足回りが結構良いというか不思議。

走ってるとストローク感薄いのに、縁石を超えるとか段差があると比較的大きな入力もスンナリといなしてしまう。

これがアコード等に採用されてる高性能なダンパー(前輪)の威力なのだろうか(汗。

酷評が多いリアシートの乗り心地(硬さ)ですが、これはチェックできませんでした。

驚いたのは、天井からシートベルトが「生えてる」事。

真ん中の席用の3点シートベルトだそうで、これは凄い!

確かにリアのドアハンドル付近や、センターコンソールのピアノブラック部に指紋が付きやすいけど、思ってたほど酷くは無かったのが確認できて良かった。

貴重な試乗を経て得た私的な評価。

いろいろ「付いてて欲しいモノ」をチョイスすると決して安い車じゃないんだけど、1.5L+モーターのハイブリッド車としては結構完成度が高く、SUVとしての使い方もできるのにスポーティーで「欲張りさん」にはうってつけの「よくできました」な車。

快活な走りはデュアルクラッチの効果が存分に発揮されてる感イッパイで、過去ハンドルを握った現行プリウスやXVハイブリッドに比べると、ハイブリッドなのに「走る面白さ」が凝縮されてる気がします。

サンドイッチに見えるセンターコンソールの違和感は、運転席に座ってしまえば「全く気にならない」上に、スペース効率も悪く無く、アームレスト的な使い方もできるのは意外でした。

フィットと共通点が多いらしいですが、ちょっと荷物を多く積みたいとか、雪が多いので四駆が欲しいとかなら+α頑張ってヴェゼルってチョイスもアリかと!

近くで見ると近未来感イッパイの顔つき(特にライト)といい、「こりゃ売れるハズだわ~」なヴェゼルでした!



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