ガズーさんのニュースで知った。
スイスのリンスピードというメーカーと斬新なコンセプトカー。
EVで自動運転(微妙)で、更に驚くような発想を引っ提げてますね、XチェンジE。
前席が回転、車内対座になるという「会議」もしちゃおうという発想は思いつかなかった(汗。
これが電車なら身近なところでは小田急のロマンスカーが進行方向によってシートが回転するってのを見てましたし、中にはシートバックのみが反対に移動し、座面固定で座る方向が変わるなんてのもあった。
でも車に回転シートの発想は無かった(笑。
そもそも、三菱ジープの後席(イスと言えるか微妙)に座ると判りますが、進行方向に対して横向きに座るだけでも車に弱い人はすぐに酔ってしまいますし、後ろ向きに座ったら視界が開ける車だけに想像に耐えませんが...。
また、画像から見る前席のステアリング&メーターが中央に移動してる(運転中は左に移動するみたい)のは発想の転換で面白いものの、コンセプトカーだからって考えても「邪魔なモノは移動式」は強引な気が(笑。
近年は話題になりませんが、その昔バブリーな頃は企業が小型のキャンピングカーを用意し、暗い固定された「会議室」に拘らず、お客様を移動接待するって話しを耳にしました。
「次の移動先にお客を連れて行ける」とか、「簡易トイレもあって車窓も楽しめる」等のオモテナシとして面白いと思ったものです。
都心部では難しくとも、郊外の企業なら交通の便や災害時の備え(トイレや炊事施設)として投資するに値するんじゃないかな♪
これ(回転座)をスポーティーセダンでやろうとすると...、前席の頭上スペースは無いに等しくなりますね(笑。
傾きの強いフロントガラスはシートバックすら立てられない、実用性を無視し、空力やデザインを優先してますから。
思ったのは、回転シートで対座を実現できそうなのは、クーペよりも日本のトールスタイルな軽のが向いてるのではって事!
過去にそういう車があったかは判りませんが、室内空間を最大限生かそうと箱型にしてる軽の多くなら回転させてもシートバックが当る可能性は低いでしょうし、頭の入る空間(リクライニングさせたら…)も確保できるかも。
さすがに会議は無理でも、停車して3人(運転席は厳しいか)で対面でお弁当なんて楽しみ方はあるかもしれませんね~。
「車はこうあるもの」という固定概念にとらわれてたらそれだけで終わる。
一見、無茶苦茶な発想から新しい可能性が生まれる事もあると考えると、このXチェンジEが投げかける問いは面白いですね。