度重なるオイル漏れで良い印象が無いためでしょうか。
タミヤ製のギヤデフを画のように、再度組み込んだものの…。
何故か「ダメな気」や、「また同じ事に」と悲観的な予想が脳裏を過ぎる。
同じギヤデフを標準としたTA06さんは、皆さん無事快調なのかなぁ?
今は祈るのみ。
度重なるオイル漏れで良い印象が無いためでしょうか。
タミヤ製のギヤデフを画のように、再度組み込んだものの…。
何故か「ダメな気」や、「また同じ事に」と悲観的な予想が脳裏を過ぎる。
同じギヤデフを標準としたTA06さんは、皆さん無事快調なのかなぁ?
今は祈るのみ。
ギヤデフと格闘しながら、途中から平行作業で損傷したリアサスペンションの修理を行いました。
TECH RACINGのコンバージョンキットの問題か、シャフトの長さが2~3mmほど不足気味なので、横から力が掛かると今回のようにバラバラに抜け易い事が伺えます。
実際、マウントを留めるネジを確認したところ、若干の緩みが出ており、それで更に抜け易くなっていたと推測できます。
アルミ製にした部分はそれなりですが、樹脂製をそのまま流用してる側はネジ山が傷み出してるし、ココは高価だがアルミ製にする必要があるかもしれません。
樹脂そのものもたわみますから悪循環ですね。
さて、予定を変更し、「横倒しにしたらオイルは出てしまう(どうしても一定量が出るのは防げない)」との結論から、デフを組み込むことにした。
そのまま置いて、嵌合部から下にオイルが漏れないか、日を置いてチェックする事に。
両端以外から漏れが確認できれば、ガスケット部からもオイルが漏れてる事になりますからね。
サスペンションの修理中も、デフオイルでドロドロになった部分の清掃に最も手をやく事に(涙。
ここまで拭き取るのが精一杯、デジカメのシャッター押す指が無いほど手がベトベトになってたし…。
左右のパーツを組み合わせ、4本の極細ネジを対角に締め込んで固定しました。
正直、ネジ穴がナメてしまうのではないかと不安になるネジの小ささです。
明らかにタミヤ製はオイル漏れを起こしていたので、直ぐにシャーシに組むのは止めました。
画の状態で、特に信用していない(不安な)横シールからの漏れが無いかをチェックです。
このまま一晩は置く予定でしたが、10分もしないうちにデフとカップの隙間からオイルが滲み出して来てしまいました。
上下逆にしても同様です。
このシャフトのシールドは私の腕が悪いのか、ハズレだったのか、正常機能品とはとても言えない不良品な事を改めて実感する事に。
タミヤらしくないとつい言葉に出てしまう落胆ぶりです。
Oリングをチェック、念のため交換して「漏れ」が起こらない事を祈りつつ、プレートとシャフト、固定するピンと再度組み上げます。
ガスケットは古いものを剥がし、キッチンペーパーで汚れを拭いてから新しいモノをセットしています。
因みにガスケットは予め、表面にオイルを馴染ませておくのが「常識」ですよね。
はめ込む前に、補充するヨコモの3000番を綿棒で両面と側面に均等に塗り伸ばしてあります。
所定の量のデフオイルを入れていよいよ左右の嵌合です。
どの位のオイルが残っているかを確認するため、クロスの支柱とベベルギヤ4個を取り出すと、中はこの通り。
デフオイルが空になってました、予想通り(涙。
この底部(組めば側面か)のベベルギヤは下側に2枚のプレートとゴムのOリングでオイルシールを形成しています。
フロントデフに使っているSPEC・Rの場合、オイルシールのラバーブッシュの軸側は平らでピッチリ漏れとブレを防ぎ、ケース側との接点はU字断面により「2箇所」でシールするコストの掛かったものです。
U字断面は、オイルシールとしては抵抗が少ないがシッカリと漏れを防げるので実車でも普通に使われるものです。
ここをタミヤ製はゴム製のOリング1個でカバーする構造です。
当然ローコストというメリットが生じますが、軸面もケース側も円断面の一カ所だけで塞ぐ形となり、柔らかいOリングが常に真円断面を維持すれば良いかもしれませんが、実際には押されて少し潰れた状態にあると思われます。
SPEC・R製はタミヤ製の約倍の価格になりますが、細部を見るとその価格差が納得できるものになってると、私は考えています。
シールのブッシュしかり、ガスケットの材質と形状しかり。
何より、左右パーツの嵌合がグラつくタミヤ製が不安になるほど、カッチリと噛み合う精度の高さは本気度さえ見える気がするほどです。
予算が許すなら、リアもSPEC・R製にすれば今回のような問題はほとんど無くなるのでしょうが…