醤油庫日誌

やかんの映画ドラマ感想文。

PLANET OF THE APES/猿の惑星

2017年07月02日 | 【は行】タイトル
2001年 アメリカ
お猿の操縦士?なんで猿に任せるの?人手があるんだし、なにも猿に調査飛行させなくても……というところが実は伏線だったのである。お猿のペリクレーズに宇宙ポッドに乗ってもらわなくてはオチにならなかったのである。猿の将軍、猿の令嬢、いずれもビックリしたり激したときは、キーッと歯をむいたりウッホウッホ吠えたり、その辺を駆け上ったりするのがいちいち可笑しい。賢くなってもお猿はお猿ってことか?差別的な表現ね、と進歩的な猿令嬢なら言うか。主人公は猿令嬢にキスして別れ(するんだ……)、宇宙ポッドで地球に戻る。そこには……。言うたらなんだが、もともとリンカーンってチンパンジーっぽい外見だね。うちの母はスポックを「猿みたいな男」と表現していたっけ。それでも猿リンカーンに笑いがこみ上げた。でもいいのか、これって西郷さんの銅像が猿に、いや御真影が猿になってるようなもんじゃないの?いいんか?