遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

しらす干し

2022-03-24 16:33:08 | 日記

令和4年3月24日(木)

白子干 : ちりめんじゃこ

鰯の稚魚を食塩水の釜の中で茹で揚げて、干したもの

箱根から西の方では「ちりめんじゃこ」という。

じゃこは雑魚(ざこ)のこと。

ごく小さな魚を平らに広げて乾す様子が、細かなしわ

を持つ絹織物の「ちりめん」(縮綿)を広げたように

見えることから、この名がついた。

油分の少ないカタクチイワシの仔魚が用いられる。

一般的に体長3cm未満のものを指し、それより大きい

ものは「カエリ」と呼ばれる。

当日中に天日干しをするため、漁の当日が雨天の場合は

漁は中止する。漁に出ると、水揚げ後直ちに帰港をし、

釜茹でしなければならず、出漁から帰港迄の所要時間は

1~数時間である。

直ちに大釜の塩水で茹で上げ、釜から取り出したものを

「釜揚げシラス」とよび、瞬時に冷凍出荷する。

観光地や土産物店用となる。

他は日当たり、風通しの良い場所に細かい網の上に茹で

上がったシラスを広げる。

京都では「ややとと」と呼ばれているようである。

東京の人は、生乾きの白子を好むといわれる様だが、

近年、我々の住む中部圏や関西方面でも「生しらす」

「釜揚げしらす」が好まれる様になった。

高速道路の普及(第二東名)で産地(駿河湾)沿いの

サービスエリアに在る専門店で、釜揚げ白子等を食べ

させてくれる。

大変な人気で、シーズンには長蛇の列が出来る。

それでも並んで食べたい。(並んでるからつい列に)

私(ヤギ爺)も旅行などで東名を利用すれば、必ず

家族揃って列に続いている、、、、、、。

生シラス丼、釜揚げ丼、桜エビと釜揚げシラス丼等と

人気メニューが次々に、、、、、、、。

シラスは、其のまま御飯に乗せたり、じゃこおろし、

炊き込みご飯、煮物、炒め物、ほうれん草等和え物

などなどで食され、佃煮等の加工品にも使用される。

白子は牛乳と共にカルシウムが多く、其の代名詞の

様にもなっている。

以前、白子干しを買うと、タコ、カニ、エビ等の小魚

が混じって居り、子供の頃、これを見つけて喜んで居

たが、最近は食品アレルギー(エビ、カニ等)の表示

が義務付けられ、取り除かれる様になった。

中にB級品として安価な物には在るようだが、、、。

 

今日の1句

白子丼ひたすら列に並びをり   ヤギ爺