84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

惜別の松

2006年02月28日 | Weblog

 

 伐られゆく「みかへり乃松」二月尽

 二月の晦日の今日、深谷市の文化財「みかへり乃松」の伐採を見守った。深谷に住んで40年の身にも哀感の出来事である。
 17号国道と中山道の交差点に、300年生きた歴史の生き証人も、寄る年波と害虫に、もはや救済の手立てはないらしい。
 江戸末期の深谷宿のシンボルに惜別を告げる市民は多勢だった。
 明日からは名実共に春。300年後の1歩をいざ踏まん。


黄梅の乱れ咲き

2006年02月27日 | Weblog

 

 黄梅の雨に咲き満ちゐたりけり

 今朝方、トリノ五輪の閉幕式が終わり、4年後のバンクーバーに引き継がれた。
 TVの実況放送で寝不足の眼に、<異変の庭>が飛び込んできた。
 一日余の雨と寒風の中で、黄梅が咲き満ち塀を越えていた。
 結局は、荒川静香の「金一つ」と女性選手の活躍が印象に残った。
 その中で、昨日の「ラグビー日本選手権」は、雨の中で東芝ーNECが激突し両者譲らぬ「同時v」だった。”男子ここにあり!”


老いて挑戦

2006年02月26日 | Weblog

  挑戦の社交ダンスの芽立ちかな
 昨日「彩の国いきがい大学熊谷学園校友会連協会芸能大会」があり
我々校友会初年度入会期も初参加した。
 30年の歴史を持つ 旧称老人大学のOB500余名が一堂に会し、60余の演目を終日展開した。
 圧巻は、米寿を頂とする先輩達が10数年前から踊りこんだ社交ダンス 「ルンバ」だった。背筋を伸ばし笑顔で..!
 今年70余才になる私が1年前の新挑戦が「社交ダン」だった。およそ《踊り》と名の付くものには初体験な為に1年目の成果を問われる<晴れの初舞台>で
1年生としては!?”の評価を頂いた。
  ”ホッ!”としている今日である。


早春の一風景

2006年02月25日 | Weblog

 

  早春や新店にある古ポスター

 近所にあったホームセンターが、1年半前に閉店してから不便をかこっていたところ、跡地に小売を兼ねた卸店が開店した。
 早速覗いてみた。肉・魚・衣類等を除く日曜食品販売店だった。
 屋内の目立つ壁面に《古ポスター》が並んでいた。ビール会社のは、「ル-ビロポッサ」と横書きで人物写真も、東京育ちの妻も知らない女優さん達で、「お宝値打」のありそうなものだった。
 新しい店に古いポスターのアンバランッスが面白い一景だった。


銀盤に金の舞い

2006年02月24日 | Weblog

 

 銀盤に夢うつつなり金の舞

 今朝夢現で聞いていたラジオをTVに切り変えて以来の興奮がまだ続いている。
 荒川静香選手が、フィギア-個人競技でアジア初、トリノ日本初の金メダルに輝いのだ。
 8年前の長野五輪で13位以来、苦樂の曲折を稔らせたスケール大且つ優雅な舞であった。
 4位の村主選手、15位の安藤選手の健闘も忘れてはならない。
 今日はあたかも、1年前に己の可能性に挑戦した社交ダンス会の、最後の練習日である。


二月のくらし

2006年02月23日 | Weblog

 

 二月とは忙しき時ぞ天地人

 現役の頃2・8月に得意店を訪問すると”ニッパチやで!”と言われ
商売に限らず一息入れる時期であった。
 近頃はそうでも無いらしい。1月行事の繰越、年度末の予決算準備、人事異動、学校の卒入学等も<世界の動き>に連動してか一味違う。
 それに、市町村の合併、厳冬の異常事象、トリノ五輪、政界の異常などが混ざりあった市民生活である。
 城址公園では、ボーイスカウト達の新旧交代の行事?が行われていた。


春のシルバー展

2006年02月22日 | Weblog

 

 春風を孕みし帆船シルバー展

 F市の19回目の「シルバー生活文化展」の印象記である。
 斬新な作品に出会った。縦横4.5メーター程に感じる大帆船で、作者も同じ釜の飯を食い合った懐かしいK君であった。
 薄桃色に覆われた華麗な船体に作者の技や執念や個性を感じる。
 懐かしさの余り10余年ぶりにする。
 樹脂ボトル大を百程
を切り抜き着色して仕事(日本発明協会のコンサルタントの合間に半年かけたオリジナル作品だった。 
 人それぞれに余生あり  穏やかな春の海が浮かぶ。 
 
 


蕾八分の紅梅

2006年02月21日 | Weblog

 

 鐘楼をそびらに一雨莟紅梅

 まだ寒波は来ようが、1日続いた昨日のはもうだ。

 後ろに鐘楼を背負う紅梅も莟み(蕾)が八部ほどに膨らんで、東風吹かば、鐘を合図に”いざ鎌倉”と準備万端である。

 3月7日の《秋間梅林探訪》で久し振りに逢える老大校友から、楽しみにしているが次々に入って来る。


スイートピー

2006年02月20日 | Weblog

 

 園児等の飯事ごっこスイートピー

 今年も、長方形のプランター3個にスイートピーの種を蒔いておいた。なのに、これも寒ヒデリ等で発芽が最悪である。
 思い余って花卉店ので穴埋めする。既に豆も付いていて華やかな一族風情を演出している
 国策とし進めている少子化対策は一朝一夕事ではない。 が!
 児らは、≪恋人ごっこ≫や《飯事遊び》に無邪気である。
 


辛夷の子等

2006年02月19日 | Weblog

 

 群青の空に躍動辛夷の芽

 トリノ五輪の結果は、当初の≪金5個≫の目標をはるかに下回る結果が続いているが、結構楽しませて貰っている。
 銀盤の華麗な舞姫達の躍動は、折から青空一杯に芽吹きを告げているコブシのようである。
 又100メーター先に踊り出る勇壮なジャンプには、視覚を通して老を若返えらすドラマがある。
 トリノで頑張る若者達から、少子対策の国策の奮起を痛感する?!