84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

五月尽

2009年05月31日 | Weblog

  5月26日 旱田(ひでりだ)の地底深々幾何模様
  5月27日 雲形を変へては戻す代田掻き
  5月28日 口に咲く熊谷草や詩画集
  5月29日 フランネルの言葉懐かし水仙翁
  5月30日 笑み消して黒衣夜宴の芥子の花
  5月31日 蹲(つくばい)に跳ねる雨脚5月尽

 28日から続く梅雨仕立ての空は、今朝は靄まがいの重い雲に覆われている。桜の後の日本列島は何処も同じ草花に代わり鯉幟が視界から消えあちこちで田植仕事が始まっている。この間の人間社会は多事多難気味であった。新型ウイルス、北朝のミサイル・核実験の挑発、続く大小企業の倒産と失業者増加。銭にまつわる暗い出来事etc。6月初日の明日は久しぶりの晴天予報。開港150周年の横浜港祭の本番が面白そうだ。

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麦の秋

2009年05月25日 | Weblog

 

  5月21日 故郷の風になりたる籐寝椅子
  5月22日 猫の道借り受け申す垣根薔薇
  5月23日 納骨を早めし農夫麦の秋
  5月24日 峰雲や俄かに騰がる自冶会費
  5月25日 ひんがしの空赤らみて梅雨の肌

 昨日からの雨が残る早朝。雲の隙間に一瞬の間黒ずんだ陽光が消えた。どうやら晴れの午後になるらしい。夏場所は日馬富士が初優勝した。時代は、朝青龍ー白鵬から白鵬ー日馬富士への変わり目か? 日本人力士は、千代大海・魁皇・琴光喜が辛うじて勝ち越し大関の席を暖めるいつものパターン。メディアは、さいたま市長選の結果を”鳩山民主が初陣を飾る”と報じている。清廉色1番と評判だった前全韓国大統領が自殺した。背後に妻が演じた金疑惑がある。新型ウイルスの防備策は峠を越えたらしいが油断はできない。

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蛇の衣

2009年05月20日 | Weblog

 

  5月16日 バラ展の二軍くりだす西武園
  5月17日 陸奥や一足飛びの青田風
  5月18日 鈴蘭や北方四島侭ならず
  5月19日 芍薬の燃えて厨(くりや)の能舞台
  5月20日 縁先に美形を残す蛇の衣

 沖縄が梅雨入りした。頭デッカチの芍薬は、小さな風にもへたりこむ。支柱をしても括った部分から折れるから、家中が忽ち芍薬の終の地になる。満ち尽きた房が 幽かな落音を残す様はさながら能舞台を見る思いだ。10余年前から野放図にしておく庭苺が今年も沢山の実をつけている。地面のはナメクジに譲って上側は頂いているが、形も味も、年々改良前の原種に戻っていくようだ。今朝軒下に、そのまま標本になりそうな蛇の抜け殻を見つけた。今朝から真夏日の予報が当りそうな空模様である。

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バラの宿

2009年05月15日 | Weblog

 

  5月11日 芍薬の蕾(らい)より競ふ怖さかな
  5月12日 ドクダミの花の白さや旅支度
  5月13日 なめくじと分け合ふほどの苺かな
  5月14日 職引くや薔薇の亡者となりゐたり
  5月15日 アイリスの風にひしゃげし髭の顔

 昨夜荒れ狂った北風がおさまった今朝の天空は、薄い真綿を透かした青空である。倒れこんだ芍薬に支柱をした。週始めの真夏日から下降気味の気温に3日前から長袖に逆戻りである。だが、これが本来の初夏日和らしい。明日からの「深谷オープンガーデン第2人陣」が楽しみである。今回は薔薇や芍薬等が主役である。昨日西武球場の「国際バラとガーデニングショウ」に行った妻の土産のミニバラを庭に戻す。国内政局は、昨日立候補した民社党代表候補の鳩山・岡田氏の一騎打ちになった。これを横目に実質的な衆院選たけなわの各党である。

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陸奥の初夏

2009年05月10日 | Weblog

 

 5月6日 新緑や残像長き光り堂
 5月7日 芭蕉句の滴りおちる中尊寺
 5月8日 角館目指す邸は蔦若葉
 5月9日 奥入瀬川いま透けどきの滝歩道
 5月10日 母の日や宅配される新品種

 今日も昨日に続く真夏日らしい。水銀柱は朝から20℃を超えている。共稼ぎの娘から今年も新品種のカーネーションが宅配された。89歳の誕生日の昨日「放浪記」2千回上演を達成した「森光子のように…」と書かれたメモを見せる妻である。羨ましい母娘の絆と、女の怖さを見る思い。ひょんなタイミングで雨知らずの長ーいGWを過ごした。関東地方が雨時の6日・7日を陸奥(みちのく)に旅をした。互いに”保護者つきなら外泊旅行OK”の持病持ちのノンビリ旅だった。当日句と思い出句の多いブログになってしまった。

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子供の日

2009年05月05日 | Weblog

 

  5月1日 企業家の空に忙しき鯉幟
  5月2日 暫くは吾が傘下なり大牡丹
  5月3日 菜園に侍る外車やみどりの日
  5月4日 倭寇(わこう)てふ海賊ばなし憲法記念日
  5月5日 山頂でルンバ踊ろか子供の日

  今日は 立夏 子供の日。 生憎昨日来の曇天が深まり、午後から明日に掛けて雨模様である。新聞で「総務省の14歳までの子供の数の推計数」を拾い読みする。全人口比13.4%。28年連続の減少。反対に65才以上は22.5%で約4倍以上。これを裏付ける今日の予定である。気を利かせて例会のクラブ活動を休みにしたが、予定なきご仁が多いとわかって、市内の端にある「鐘撞堂山」に散歩することにした。哀歓ひとしおの気分である。

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