84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

2月尽

2010年02月28日 | Weblog

 

  2月26日 山茱萸の花の数ほど涙かな
  2月27日 草萌や創りだすとき壊すとき
  2月28日 銀メダル一つ増やして2月尽く

 先ほど3個目の銀メダルが生まれた。女子スピード団体追い抜き種目。ゴール終盤の2/100秒差でドイツに惜敗した。先ほどまでの”金メダル一つだになき2月尽”の思いが薄らいだ。前回のメダル1個に比べると、銀3個・銅2個・計5個は天晴れだ!。メダル数上位の国ははいずれも国策で後押ししている。日本人のナショナリズムやハングリー精神の鈍化も悲しい。年度代わりの人事内定が進む時季である。春雨の中、東京マラソンと当市のふかやシティハーフマラソンの真最中である。


観梅

2010年02月25日 | Weblog

 

  2月21日 観梅や子等に人気の竹細工
  2月22日 遠足の列に斜めの飛行機雲
  2月23日 松島や島ごと違ふ春の色
  2月24日 北の春捕食幼稚な鴎鳥
  2月25日 猫柳さっさと済ます確定申

 6時過ぎの曇天でも昨日に続く温かい今朝である。九州から北海道まで2桁の最高気温、南風強い雨の予報である。梅林には一気に観梅客が増え街の雰囲気も華やかである。冬季五輪:頑張ったカーリングだったが3勝6敗での予選落ち。待望の女子フィギュア。19歳同士の日韓のメダル争奮戦が始まった。初日のショートは浅田眞央が2位、キムヨナが1位で、明日のフリーでの逆転劇が大いに期待される。トヨタ社長が出席のアメリカ議会の公聴会が未明より開始され今も続いている。真摯な対応で早い名誉回復を切望する。短い2月が残り3日になった。


続冬季五輪

2010年02月20日 | Weblog

 

  2月16日 春雷に背中押されしメダルかな
  2月17日 大試験悲喜こもごものバンクバー
  2月18日 春雪やコンペ決行する
老等
  2月19日 三つ目は待望メダル雨水の日
  2月20日 春耕や赤き車に黒き土

 11日から今朝に続く冬日。大方は真夜中の降雪で異例の7度目?の記録と聞く。晴れ日は朝方冷え込むが日中は10℃を越す。国民の関心は専ら冬季五輪である。2月16日。男子スピードで銀(中島)、銅(加藤)。19日。男子フィギュアで銅(高橋)。この種目で日本史上初の価値あるメダルである。立ち振る舞いで物議をかもしたスノーボードの国母はフィニッシュで転倒し鼻血の8位。期待のカーリングは英国に勝って2勝2敗。女子100mでは小平が8位。男子のラージーヒルジャンプは4人が予選を通過した。メダル間際の入賞数は多いが、金無しのメダル3個は寂しい。今日土曜日は、<緑の王国>で 梅祭があったが早々帰宅してのTV観戦だ。 知人からの短歌1首「モーグルもジャンプもありて選手等は限界超えて空に舞いゆく」。


冬季五輪

2010年02月15日 | Weblog

 

  2月11日 菩提寺は葺き替へ半ば建国の日
  2月12日 友訪へば麦踏む真似の卒寿かな
  2月13日 霙から雪夜になりて初む五輪
  2月14日 残雪のバレンタインの日なりけり
  2月15日 榛名湖に公魚釣りの整はず

 立春から10日も経つのに寒い日が続く。今日も最高気温は5.6℃の予報。折りしも13日からバンクーバーで冬季五輪が始まったこともあり、日がな地デジTVで楽しんでいる。開会式での先住民の開拓歴史のアトラクションが印象に残る。女子モーグルに4度目の挑戦をした上村。悲願叶わずだったが健闘を称えたい。未だメダル数ゼロの日本チーム頑張れ!!。当地は今、麦踏の最中だ。5畝カバーできるローラートラクターで見ている間に味気なく終わって仕舞う。雪残る日曜日だったバレンタインデー。当外れが多かったことだろう。


春遠からず

2010年02月10日 | Weblog

 

  2月6日 「どん底」の予報三日目冴返る
  2月7日 一票の重さ軽さや春疾風
  2月8日 孫五人揃ふ一日や青き踏む
  2月9日 角界に好い子悪い子春きざす
  2月10日 早春や現新初の幹事会

  今朝は昨日に変る曇天に、昨夜に続く暖かさだ。それにしても昨日は一日だけの馬鹿陽気だった。今朝の当地予報。”朝方は10℃から、右肩下がりに昼は7℃、夜には5℃程度となり雨や雪となりそう...” 7日の市長選挙は新人が現職を予想以上に引き離して当選した。民意に背かぬ活躍を期待する。この時季になると、年寄り仲間?の各種コミニュティも現・新の役員会議が始まる。今期から来期への総会準備や公民館手続きなどの為である。春の声とともに、我が家の鍋物にも変化が起こる。色とりどりの野菜に<ウインナーソウセイジ>を入れたフランス風鍋スープである。トヨタの44万台?のリコール事件が春到来を抑えているような天気が暫く続きそうだ。


早春賦

2010年02月05日 | Weblog

 

  2月1日 雪吊のいざ鎌倉の構えかな
  2月2日 初雪や滑り止め入る守り札
  2月3日 宇宙より豆撒く鬼の現れり
  2月4日 立春や条理厳しく説く自然
  2月5日 朝刊で水桶突く寒さかな

 短い日数の2月の頭の5日間。人は金と政治を、自然は三寒四温のせめぎ合いを展開中だ。今朝の朝刊のほぼ全面に、小沢幹事長の不起訴と秘書3人の起訴、朝青龍の切羽詰まった引退の記事が溢れている。日にちを追ってこの5日間の日記を整理して置こう。1日。角界の改革を旗印に理事に立候補した、37歳の元横綱の貴ノ花親方が大方の予想を覆して理事に当選。1日の夜半から2日の朝にかけて、陸の孤島の武蔵野の埼北に夜半より降雪。3日の節分には、宇宙機構のHPで、宇宙ステーションで活躍中の野口さんが鬼に扮して機内でチョコでの鬼やらいをした映像を見た。4日。春分の日。今冬1番の寒波来襲。外気は零下5℃前後で今朝に続いている。街には7日の市長と市議の補欠選挙の車。それでも早春賦の流れる中で梅花は視界を広めている。