84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

三月尽

2006年03月31日 | Weblog

 

 母の忌の四半世紀や三月尽

 今日は31日で今期末の締め括りの日である。
 私的には、76歳で早逝した亡母の25回忌の日である。18年前の同じ3月に父は83歳で逝去してもう18年忌になる。同じ生年なので生きていたら共に100歳頃。
 共に海外赴任中だったので慌てて帰国した。母の臨終には間に合ったが父には叶えられなかった。
 成人前に上京していた私には、両親への孝行が出来なかった悔いが今でも残っている。
  母没後の四半世紀に想を走らす!なさい!


さんしゅうの花

2006年03月30日 | Weblog

 

  青空に山茱萸の菓子盛りにけり

 先輩句友を訪ねたら見慣れない!珍しい!花木を見つけた。
 ”さんしゅう”と言うらしい。
 帰宅後 俳句歳時記 を調べたら「山茱萸の花」(さんしゆゆのはな)なる 春の季語 を見つけた。難しい
 あの時は一瞬、”青空の皿に盛りつけた、黄色のモンブランのお菓子”のように見えた。記憶に残る花である。
 駅裏の桜が満開になるのに、未だ3.4日がかかりそうだ 


雪柳

2006年03月29日 | Weblog

 

 雪やなぎ稚児の手さそふ日和かな

 法事で久し振りに一泊の里帰りをした。毎日が日曜日の身でも3月・4月は、同好会の雑用や行事が重なって落着かない。
 昨夜来の無粋な雨風。花冷えに、開花が足踏みをしている。
 暖かだった昨日はベビーカーの親子が多かった。稚児でも手が届く雪柳が稚児の手を遊ばせていた。
 今夜は、下戸にも楽しい「盆栽と草花同好会」総会である。


盛りのヒヤシンス

2006年03月28日 | Weblog

 

 蘇るギリシャ神話やヒヤシンス

 の今日、桜前線が、ようやく当市に到着した。線路際の公園や駅裏のK川のは、未だご挨拶程度の開花である。
 桜の前に紹介して置きたかった庭先の「ヒヤシンスス」を撮る。
 以前に投稿した時は、甲羅に包まれた感じだったのが、ぼんぼり模様に変身していたのだ。
 ファインダーを覗き陰のある構図を模索していると、ギリシャ神話を語りかけてきた
       花ボケもいいもんだ!


春休みの若獅子達

2006年03月27日 | Weblog

 

 若獅子や投げ打ち走る春の服

 児らの春休みの土日曜日は、父親と息子の絆を深める時である。

 熟通いも休日、終学、入試戦の終り、卒業等の重き冬服を脱ぎ捨てた親子は、昨日も終日公園で歓声をあげていた。

 プロスポーツ各界の若獅子達の活躍が児らに夢を与えている。
 昨日は、西部の10代バッテリーがオリックスの重量打線を抑えこんだようである。


桜の怒濤

2006年03月26日 | Weblog

 

 花怒濤気配みなぎる朝かな

 彩の国西北に桜前線が怒濤の如く押し迫っている。
 花の今日、公園の桜は全身を薄いワインカラーに染め、膨らんだ蕾が、開花の合図次第一気呵成に開く気配である。
 今年は、当地より九州や八丈島に降雪した寒冬だったので開花は早く順調な北上型と聞く。
 昨年の、失敗してした予約花見旅行を思い出す。


落ち椿

2006年03月25日 | Weblog

 

 柵越えの大ホームラン落椿

 今日からパリーグの開幕戦が一斉に始まる。
 久し振りの無風。土手まで散歩する。何処の公園も春休みに入った子供とコーチの大人が、サッカーや野球をしていた。
 ”WBC初代優勝で野球への関心が一変した!”と大人。”午前中に練習を済ませて午後は開幕戦を見るんだっ”と子供達。
 ”俺もソーしよう!”と帰宅して、本日分のブログを投稿中!


レンギョウと六地蔵

2006年03月24日 | Weblog

 

 連翹の後光垣なす地蔵かな

 東側の黄梅の後を追うように、我家の西側の垣根を黄色に染めるのはレンギョウである。
 下向きの鈴なりに群れる鮮烈な黄色はて良し、にもの時も微光を集めて輝いてくれる。
 正月に替えられたK寺の六地蔵の赤白の涎掛けが色褪せ始めた。
 その後方に垣根をなすレンギョウが後光となって道行く人々の足を止めている。 


祝杯の紫もくれん

2006年03月23日 | Weblog

 

 覇者還る雨は祝の紫木蓮

 WBCの初回チャンピオンの王ジャパン一行が昨夜帰国した。
 折からの雨にもめげず空港は歓迎の人の山であり、TVは帰国セレ
モニーの中継チャンネルを探す視聴者の多かった事だろう。
 一頻りの興奮がさめると、折からの春雨に、しみじみと美酒を重ねて一夜を過ごしたフアンが多かったに違いない!?

 今朝の紫木蓮も、そんな顔つきをしていた。


王ジャパンの世界一

2006年03月22日 | Weblog

 

 王ジャパン世界の桜咲かせけり

 昨日は、日本中が、近年稀なるナショナリズムに酔い知れた。

 WBCで、王ジャパンがキューバーを10:6で破り「初代世界一」に輝いた。
 桜咲く野球本場のアメリカ サンディゴで窮地を見事に克服した大和魂に日本中が燃えた。
 春分の日、日の丸がゆれ、都心の桜の開花を告げた日だった。