84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

七月尽

2011年07月31日 | Weblog

   向日葵の夜雨いとはぬ開花かな

 7月31日。。新潟や福島に続く新記録の豪雨災害。特に新潟は酷い。信濃川はじめ日本海に注ぐ他の河川の流域は今日も警戒が続く。復旧最中の福島も自然禍の追い討ちだ。その上の今朝4時前の東北から関東ににかけての強震だった。豪雨は復興に燃えた国民の熱意を強化する「焼入れ」と思いたいがきつ過ぎる。埼玉県知事選挙を終えた帰りに公園を傘を差しながら5週して運動不足を補ってきた。庭先のミニ向日葵が一晩で咲き並んでいた今朝だった。


蝉の脱皮

2011年07月30日 | Weblog

       軒下に己が殻みる油蝉

 8月30日。。猛暑日の続いた7月をご破算にするように荒れ模様の天気がが続いている。新潟県や福島県の川の氾濫・家屋浸水・人身被害などがトップニュースで続く。旱でやられた草木や野菜が元気を取り戻すのは嬉しいが、週末を家に閉じ込められるは辛い。今朝の出来事である。軒下の長靴に被せておいた雑巾に油蝉の抜け殻と、その横に動かぬ生まれたばかりの油蝉を見つける。蝉は安全な場所で夜中に脱皮するとの定説。やがて家の中に入りこんでカーテンにゐる。荒れ模様の庭先より老人の家を安全と見たのかな?


兜虫の投げ技

2011年07月29日 | Weblog

    荒川静香なみの投技かぶとむし

 7月29日。。夏祭りの出店の常連の一つに鍬形虫がいる。近年は外国産の10万円台のも囮に出してゐる。子供達は、小型の虫篭に入れられたのを翳し見しては去って行く。息子に請われて鍬形中の人気の兜虫のを捕獲した昔が懐かしい。夜明け前に予め見定めて置いた林に直行して根元を探ると忽ちかご一杯になる。孫達も皆兜虫には興味が無いほどに成長した今は、散歩の道森中で飛ばしっこしているのに暫し見るくらいである。


風鈴

2011年07月28日 | Weblog

      風鈴の選ぶに任す一句かな

 7月28日。。涼しい朝の目覚めだった。荒れ模様の気ままな天気らしい。軒下の風鈴は黙り、庭先の草花は静かに露をこぼしている。この時期は、全国高校野球の県予選のTV観賞が良い。投打と守備の一挙手毎に漲る一途なプレーが心地良い。方や中国の新幹線事故の生まれた経過と原因隠匿行為には、世界中が驚いている。くたびれた短冊を変える。短冊との相性で風鈴は鳴るのだが、あたかも短冊に書いた句を選んでいるのかも知れない?今日は地域のGゴルフクラブの例会日。、雨の合間に一汗かいてきたところだ。


原生のやまゆり

2011年07月27日 | Weblog

    やまゆりの原生の香を食みにけり

7月27日。。百合の王様物語。きのうは”5年から7年かけて開花する原生の百合”の丘陵で1日を過ごした。「緑の王国」主催の「やまゆりの甘い香りを求めて森林公園里山バスツアー」。 チューリップ・芝桜・向日葵などのような群生の予想を外されたが、道中での飯塚園長の花旨荷乗せられながら色々なとを学んだ。Q;やまゆりの花ビラ数は Q;三枚。背後の小柄の3枚は額。A;花の新鮮度の班別は? A;がまのような蕊が下肢に添うって同方向がが生まれたてで、直角になル程古い。Q;自然の開花に要する日数は? A;茎葉が枯死した下の「木子」が開花するまで数年掛かる。7月末で案内は終る。


やまゆりツアー

2011年07月26日 | Weblog

      煉瓦史の証あちこち夏野かな

 7月26日。。例年ならこの時期になると、深谷駅から煉瓦工場跡に続く遊歩道の終わり辺りに古代蓮の甕が並び始める。今朝も自転車で確めに行ったが未だらしい。遊歩道の終点に有名なホフマン式?煉瓦工場跡地がある。最近刈り込まれて夏野ガ広がっている。彼方には、史跡をとどめる煉瓦史館・煙突・神社などが見える。今日は、市の主催の「森林公園のやまゆり散策バスツアー」がある。集合時間に遅れないよう、出発に取り掛かろう。


暑気払い

2011年07月25日 | Weblog

    パソコンで結ぶ絆や暑気払ひ

 7月25日。。猛暑直前の真夏日の今日。所属PCクラブの暑気払いをしてきた。午前中の例会でキーホルダーを作り、互選した。暑気払いはI大衆レストラン。昼食そこそこに題して「ちぢめてキーホルダーデザインコンテスト」の結果発表と賞品授与式。優勝ははIさん。準優賞はOさん。私メは、辛うじて出品に漕ぎつけた参加賞。午後の俳句会を休んでの真夏の一時だった。


万緑

2011年07月24日 | Weblog

      万緑を抜け来る風やラリー音

 7月24日。。日馬富士優勝。今日を待たずして大相撲名古屋場は日馬冨士が2度目のV。魁皇の爽やか引退と白鵬の8連の新記録の達成が潰えて千秋楽の興味がなくなった。何よりも横綱・大関陣から日本人が消えた寂しさが残る。メモ:①ノルウェーのテロで90余名が死亡。②中国版新幹線の脱線事故で死者。③プロ野球オールスターは今日が最終。投打とも小細工無しの激闘だ。緑のカーテンが形を成しゴーヤの実が膨らんでいる。夕餉卓にゴーヤチャンプルが並びそうだ。万緑の季節到来だ。


大暑

2011年07月23日 | Weblog

  アナログの地デジに変はる大暑かな

 7月23日。。大暑の日。二十四節気の一つで”暑さがもっとも厳しい日”とされている。それにたがわずか、少休止していた暑さが戻る。地を這うようだった松葉牡丹が威勢よく延びてコリウスなどの他の草花を覆い隠し、朝顔や向日葵が盛りである。明日24日からアナログ放送が地デジ放送に全面的に切変わる。我が家に残った15方型の1台を撮り残す。


蝉の帰省

2011年07月22日 | Weblog

     訪ね来し蝉一匹の一日かな

 7月22日。。終日25度前後続いた気温も今日当たりはいくらか上がって30度近くになるとの予報。雨も無く湿度も60%以下。動かないと薄ら寒い。この時期としては珍しいらしい天気も、明日からは盛夏に戻るようだ。そんな中の昨日小型の蝉1匹居間から飛び込んで来た。あちこちに突き当たる柔らかい音で居場所は分かる。時に我が掌にも乗る。夜半は台所にいた。それが先ほど外へ帰って行った。慌しく還って行った帰省子のような不思議な体験だった。