たそがれ縁側日記

ボケ老人の独り言

天候不順で野菜がピンチ

2006-05-25 13:32:15 | Weblog
 今年は年明け以来不順な天候が続いたが、5月に入り、特に連休明け以降は曇りや雨の日が多く日照時間が極端に減り、きゅうりや白菜の生育が遅れスーパーでの価格は通常の値段より50%以上高くなっている。また、魚類ではまいわしの漁獲量が極端に減少しているため価格が高騰し、庶民の手の届かない高級魚となっている。これらの身近な生鮮食料品は他の食品とは異なり、主食と並んで日常欠かせない食品であり、家計にとっては大きな痛手となっている。一方では少子化で学校給食用のミルクの消費が減り、また、飲料に対する嗜好の変化などで牛乳の消費量がここ数年激減してきており、余った牛乳を大量に廃棄するなど酪農家は悲鳴を上げている。
 農水産物は気象条件や人口動態、時代の嗜好性の変化などに左右されるので、生産者にとっては苦労が絶えない。