過日名古屋市議会を傍聴した。
議題は職員のボーナスを減額する条例案で、人事委員会の臨時勧告を受けたものである。提案理由について河村市長は「市人事委員会から受けた意見を尊重し議案を提出した」と説明した。
しかし、これに関する議員からの質問に対し、「人事委員会の調査より民間の実態はもっと厳しい。やっぱり税金を払う人の苦労を公務員は考えないといかん」などと答え、「人事委員会が実施した調査が民間給与の実態を適確に反映しているかどうか疑問があり、それが適正かどうか調査を指示した」との趣旨を述べた。
提案説明では「人事委員会の意見を尊重」と言う一方で、人事委員会の調査が信用できないと異論を述べるなど矛盾する発言に議会が怒った。答弁も冗長で、質問者に対し、逆の質問を投げかけるなど言いたい放題で議場は一時騒然となり、議長から「答弁は簡潔に」と遮られる場面があった。
報道によると議会終了後記者に対し「自分の気持ちをストレートに発言するのは良かったんじゃないか」と全く意に介していないようだ。しかし議会からは市長に対し厳重注意がなされたようだ。
議題は職員のボーナスを減額する条例案で、人事委員会の臨時勧告を受けたものである。提案理由について河村市長は「市人事委員会から受けた意見を尊重し議案を提出した」と説明した。
しかし、これに関する議員からの質問に対し、「人事委員会の調査より民間の実態はもっと厳しい。やっぱり税金を払う人の苦労を公務員は考えないといかん」などと答え、「人事委員会が実施した調査が民間給与の実態を適確に反映しているかどうか疑問があり、それが適正かどうか調査を指示した」との趣旨を述べた。
提案説明では「人事委員会の意見を尊重」と言う一方で、人事委員会の調査が信用できないと異論を述べるなど矛盾する発言に議会が怒った。答弁も冗長で、質問者に対し、逆の質問を投げかけるなど言いたい放題で議場は一時騒然となり、議長から「答弁は簡潔に」と遮られる場面があった。
報道によると議会終了後記者に対し「自分の気持ちをストレートに発言するのは良かったんじゃないか」と全く意に介していないようだ。しかし議会からは市長に対し厳重注意がなされたようだ。