2006年も今日で終わりだ。今年も数え切れないほど多くの事件があり、今年のニュースを振り返る番組を見ながら、「そうそうそんなこともあった」とやっと思い出す始末だ。
名前だけの組み合わせで、堀江・村上、永田・前原・武部、小島・木村・姉歯、彩香・鈴香、斉藤・田中、佐藤・木村・安藤、亀田・ランダエタなどを見ても既に過去の懐かしさすら覚える。次々と報道されるニュースの中に埋没して、つい半年前の事件でさえ記憶から消えていってしまう。あれだけ強烈な印象を残した小泉首相でも、この3ヶ月その映像をほとんど見ることがなくなるとその印象も薄れてくる。時たまTVに映ると「ああ元気なんだな」と思う程度になる。
「人の噂も75日」という諺があるが、許されない社会事件も時が経つと風化し問題意識も薄れてしまう。新聞がある事件を追及し、長期にわたってその報道を続けると、読者に飽きが来て読まなくなってしまう傾向がある。こうした風潮は政治権力にとっては実に都合が良い。しかしこうした風潮も国民全体の生活がそこそこ充足されているからだろう。がけ犬の救出劇や多摩川のタマちゃんの報道に多くの関心が寄せられたり、ニートと言われようが、パラサイト・シングルと言われようが自分が好むライフスタイルで生きる。勿論心ならずもそうなっている人達も多くいるが、総じて平和な日本社会をありがたく思わないではいられない。ただし、平和ボケにならない程度に。
来年も平和な年でありますように。
名前だけの組み合わせで、堀江・村上、永田・前原・武部、小島・木村・姉歯、彩香・鈴香、斉藤・田中、佐藤・木村・安藤、亀田・ランダエタなどを見ても既に過去の懐かしさすら覚える。次々と報道されるニュースの中に埋没して、つい半年前の事件でさえ記憶から消えていってしまう。あれだけ強烈な印象を残した小泉首相でも、この3ヶ月その映像をほとんど見ることがなくなるとその印象も薄れてくる。時たまTVに映ると「ああ元気なんだな」と思う程度になる。
「人の噂も75日」という諺があるが、許されない社会事件も時が経つと風化し問題意識も薄れてしまう。新聞がある事件を追及し、長期にわたってその報道を続けると、読者に飽きが来て読まなくなってしまう傾向がある。こうした風潮は政治権力にとっては実に都合が良い。しかしこうした風潮も国民全体の生活がそこそこ充足されているからだろう。がけ犬の救出劇や多摩川のタマちゃんの報道に多くの関心が寄せられたり、ニートと言われようが、パラサイト・シングルと言われようが自分が好むライフスタイルで生きる。勿論心ならずもそうなっている人達も多くいるが、総じて平和な日本社会をありがたく思わないではいられない。ただし、平和ボケにならない程度に。
来年も平和な年でありますように。