テレビで見ると、28年ぶりに会った金英男氏の母親崔桂月さんが、息子を抱きしめ涙にむせぶ姿は、見る者の胸を打つものがあった。一方の金英男氏は穏やかな笑顔で母親の肩を抱き、冷静に話しかけていた様子は28年ぶりに会った感激的な親子の対面とは程遠いものがあった。
自分のことについては、拉致ではなく海難救助されて北朝鮮へ来たこと、ここでは大学まで出させてもらい、今では要職について人もうらやむ生活をしていると語り、めぐみさんとの経緯も、彼女は精神障害が原因で自殺したと淡々と語っていた。その手馴れた語り口や態度から察すると、所属する組織の中でそれなりの位置にあることを窺わせる。
結局北朝鮮のプロデュースどおりにことが運び、主役を演じた金英男氏の優等生ぶりが目立つ結果となった。金英男氏の家族にしてみれば、当人が北朝鮮で相当な待遇を受け、満足して生活しているのであればそれ以上言うことはないことになる。
韓国のマスコミは、拉致については事実と異なると報じているようだが、韓国の国情ではそれ以上この問題は追求されないだろう。残念ながらこの問題に関する北朝鮮の日韓分断策はそれなりの成果があったことのなるのか。
自分のことについては、拉致ではなく海難救助されて北朝鮮へ来たこと、ここでは大学まで出させてもらい、今では要職について人もうらやむ生活をしていると語り、めぐみさんとの経緯も、彼女は精神障害が原因で自殺したと淡々と語っていた。その手馴れた語り口や態度から察すると、所属する組織の中でそれなりの位置にあることを窺わせる。
結局北朝鮮のプロデュースどおりにことが運び、主役を演じた金英男氏の優等生ぶりが目立つ結果となった。金英男氏の家族にしてみれば、当人が北朝鮮で相当な待遇を受け、満足して生活しているのであればそれ以上言うことはないことになる。
韓国のマスコミは、拉致については事実と異なると報じているようだが、韓国の国情ではそれ以上この問題は追求されないだろう。残念ながらこの問題に関する北朝鮮の日韓分断策はそれなりの成果があったことのなるのか。